前回の「ダブルスキル」の話も、大反響だったようですね。
「セルフブランディング」の話は、やはり、世の中が、求めている話みたいですね。
さて、自分を、ブランドにして、魅力を輝かせると、次の段階では、いよいよ、この自分の魅力を、武器にして、商品やサービスを、売ることを、考えなくては、いけません。
つまり、次の段階として、「営業」という行為が、待っているのです。
「営業」や「セールス」というと、
「ええっ! そんなのできません… セールスは、苦手なので…」
という声が、すぐに聞こえてきそうですが、一度偏見をなくして、純粋に、この活動を、考えてみてください。
しっかりとしたやり方を、知って、身につければ、これほど、楽しくて、ワクワクするものは、ないのです。
私は、精神世界の業界にいる人間の中では、珍しく、ビジネスが、大好きな人間です。
読む本の7割くらいは、ビジネス関連です。
いろいろな講演会やセミナーでも、学んだことが、ありますが、日本一だと思えるビジネスマンから、直接、いろいろ教わったことも、あります。
しかし、超一流のビジネスマンは、皆、あたりまえのことしか、教えてくれませんでした。
「ビジネスの極意は、誠実に、やることです」
とか、当たりまえのことを、言うのです。
ただ、こういうことは、誰でも、言うだけなら、簡単ですが、実際に、実行している人は、ほとんどいないと思います。
「誠実に、やること」
というのは、
「けっして、嘘をつかないこと」
ということでも、あるのですから。
「営業」という活動には、大きくわけて、2つのスタイルがあります。
一つは、「攻めの営業」です。
これは、こちらから、顧客へ出向いて、商品を売り込みます。
訪問販売などが、典型的なやり方ですね。
二つ目は、「待ちの営業」です。
これは、こちらから、顧客に、商品を売り込むのではなく、商品の情報を、宣伝して、お客さんのほうから来てくれるのを待つ、という営業です。
店舗を構えるやり方が、典型的なやり方です。
私のセミナーなどではも、たまに、この話をするのですが、わかりやすいように、この二つの営業スタイルを、「スタローン型」と「シュワルツェネッガー型」と、言っています。
シルベスター・スタローンは、初期の頃、ずーっと、売れない俳優でした。
映画スターを、夢見ていましたが、映画スターを夢見る若者は、何千人とおり、なかなかオーディションに、合格することが、できなかったようです。
有名になるまでに、50以上のオーディションを受け、落ちまくったのだそうです。
その落ち目の頃は、ポルノ映画にも、出演していたようです。
しかし、けっして、諦めませんでした。
断られても、断られても、自分を、売り込んだのです。
情熱で、突き進んだのです。
彼は、自分で、脚本を書いて、それを、いろいろな映画監督に持ち込み、それが、とうとう、大当たりしました。
それが、映画「ロッキー」です。
この映画は、その年のアカデミー賞を、獲得したようですが、この映画によって、スタローンは、スーパースターに、なりました。
これが、「攻めの営業」です。
一方、正反対のやり方を、やったのが、シュワルツェネッガーです。
以前にも、書きましたが、彼は、若い時から、
「歴史に名の残す偉人になりたい」
という野望が、強くあったようです。
スタローンと違って、彼は、冷静に、綿密な戦略を、たてました。
彼は、偉人になるという目的のためには、政治家になる必要があると考え、政治家になるには、コネもない自分は、映画スターになるしかないと、考えたようです。
次に、映画スターになるにしても、自分は、英語が下手で、演技も下手、だったら、肉体で、勝負しようと、考えたようです。
それで、ボディビルの世界チャンピオンのタイトルを、獲ったのです。
当時、映画界では、CGが、台頭してきており、SF映画でも頻繁に、CGが用いられていたのですが、シュワルツェネッガーは、
「CG技術が、どんなに、発達しようとも、血管が、脈動している生身の筋肉の迫力には、敵わないはずだ、世界一の肉体を、つくっておけば、いつか、行き詰った監督たちが、自分に声をかけてくるはずだ」
と考えたそうです。
自分から、絶対に、売り込まずに、待っていたそうです。
その間、「コナン・ザ・グレート」など、そこそこヒットするような映画にも、出ていますが、自分を、安売りするような役は、全て、断っていたそうです。
そして、予想通りに、行き詰った映画監督から、出演依頼が、やってきたのですが、それが、「ターミネーター」だったのです。
これの大ヒットによって、シュワルツェネッガーも、スーパースターに、なりました。
これが、「待ちの営業」です。
「攻めの営業」も「待ちの営業」も、どちらも、メリットとデメリットがあり、状況や業種、営業マンの性格によっても、違うと思います。
もっと、わかりやすい例をあげると、
「攻めの営業」は、街を歩いている女の子に、どんどん声をかける、ナンパのようなものかも、しれません。
「僕と、遊びにいかない?」
というふうに、声をかけまくる方法です。
「待ちの営業」は、ロックバンドなどを、結成して、ギターの腕を磨き、コンサートに来る女の子を、歌声や演奏で、魅了して、女の子のほうから、
「このライブが、終わったら、私とデートしてください!」
と言わせるような方法です。
どちらも、大変です。
この二つを、比べると、前者よりも、後者のほうが、時間がかかるような気がしませんか?
ただ、後者は、一度、「男の実力」が、固まると、あとは、どんどんモテまくります。
私は、「セルフブランディング」が、そこそこ完成している場合は、前者の「スタローン型」、つまり、「攻めの営業」が、向いていると思いますが、完全に完成したら、後者の「シュワルツェネッガー型」、つまり、「待ちの営業」が、向いていると思います。
「攻めの営業」は、あまり、しつこくやると、おもいっきり嫌われます。
「待ちの営業」は、あまりにも、消極的だと、お客さんが、誰も来なくなります。
どちらも、ケースバイケースで、行ったほうが、いいと思います。
ただ、世の中の動向としては、だんだん、後者の「待ちの営業」を、好むお客さんが、増えているような気がします。
お客さんは、自分で、調べて、判断して、それから、買いたいと思っている人が、多いと思います。
ここで少し、「ネットワークビジネス」について、書いてみたいと思います。
セルフブランディングが、完成すると、いろいろなビジネスが、やりたくなってくると思いますが、自分が、それだけ、魅力的な人間になると、友人などから、そろそろ、このビジネスを、誘われるようになります。
たとえば、自分で、ヒーリングサロンなどを、開業したりしたら、本業のヒーリングとあわせて、副業的に、ネットワークビジネスの化粧品やサプリメントを、販売すると、とても良い感じで、ビジネスが、展開できます。
しっかりとマナーを、守って、このビジネス展開をすれば、理想的なビジネスモデルに、なることも、多いのです。
知らない方も多いと思うので、簡単に、説明すると、このビジネス方式は、もともと、店舗などに置く時に、発生する中間マージンやテレビなどの広告宣伝料を、なるべくかけないようにして、そのかわり、商品そのものものと、紹介者へのコミッションに、還元するために、考えられた方式みたいです。
つまり、同じ「1000円の化粧品」で、市販の化粧品とネットワークビジネスの商品の内訳を、見てみると、
○市販の化粧品=100円(商品の原価)+400円(店舗への中間マージン)+500円(テレビのCM料)
○ネットワークビジネスの商品=600円(商品の原価)+400円(紹介者へのコミッション)
簡単に書くと、こうなっていたりするのです。
このことから、同じ「1000円の化粧品」を、購入しようと思ったら、前者よりも、後者のほうが、商品そのものは、はるかにいいということです。
ただ、これも、たくさんの人が、感じているように、これは、極端な攻めの営業に、なりやすいという一面も、もっていて、最初は、純粋に、商品のよさを、親しい友人たちに、伝えようと思って、活動していた人が、ある時から、突然、金の亡者のようになり、強引な勧誘を、始めて、周囲の友人たちから、嫌われて、孤立するというパターンに、なりやすいのです。
「久しぶりに会わない?」
と、学生時代の友人から、メールや電話があって、喫茶店で、2時間くらい思い出話をしていたら、突然、鞄から、化粧品やサプリメントを、出されて、興味のない報酬プランを、延々と聞かされて、ガッカリした体験をもっている方も、多いと思います。
あの瞬間ほど、嫌な気持ちになる時は、ないですね。
保険や投資の話も、ありますが、特にネットワークビジネスが、多かった記憶があります。
子供の頃、沖縄に住んでいたのですが、日曜日の朝に、魚売りのオバちゃんが、魚を売りに来ることが、ありました。
朝の8時くらいの一番眠たい時間に、
ピンポ~ン!!
と玄関から、音がして、扉を開けると、オバちゃんが、立っているのです。
「さっき、主人が、海で釣ったばかりの魚です。とても、新鮮で美味しいと思います。ぜひ、食べてください!」
こう言って、満面の笑みを浮かべながら、魚を、売り込みに来るのです。
本人に、悪気は、ありません。
それどころか、自分は、とってもいいことを、やっていると思っているので、よけいに性質が悪いと思いました。
ネットワークビジネスで、学生時代の友達を喫茶店に、呼びだして、営業をする人たちは、ちょうど、この魚売りのオバちゃんに、似ていると思いました。
こちらの都合など、あまり考えていないのです。
「これだけ、いい商品だから、きっと喜んでくれるだろう!」
と自分勝手に、解釈しているのです。
魚売りのオバちゃんが、魚を売るだけでなく、
「あなたも、この魚売りの仕事、一緒にやりませんか? とっても儲かりますよ」
とビジネスの勧誘をしてきたら、どうでしょうか?
おそらく、ほとんどの人が、
「いい加減にしろ!!」
と怒鳴ると思います。
相手の都合などを、考えずに、ネットワークビジネスの勧誘をする人たちは、実は、このくらい違和感のある行為を、やっているということです。
「では、どうすれば、いいのか?」
ということですね。
いきなり、訪問販売に来る魚売りのオバちゃんは、ムカつきますが、魚屋さんには、ムカつきません。
これは、きちんと、「店舗」を構えて、看板を掲げて、「待ちの営業」を、やっているからです。
「今日は、魚が、食べたくなったな。家に買える前に、魚屋さんに、寄っていこうかな?」
こう思って、お客さんが、自分の足で歩いて、魚屋さんまで来てから、魚を買うのは、なんの問題もないのです。
そうなのです。
ネットワークビジネスは、
「店舗を持たない」
というスタイルを、とったせいで、商品に、お金を、かけられるようになった半面、問題も、発生したのです。
営業する人たちが、「攻めの営業」しか、やりにくい環境になったということです。
魚が、買いたい人が、買いたくなった時に、魚屋さんで、魚を、買えばいいのです。
それだけのことなのです。
そして、一緒に、魚を売りたい人を、見つけたかったら、その魚屋さんの店舗の隅っこににでも、
「一緒に、魚屋さんの仕事を、やってくださる方を、募集しています」
と小さく、紙にでも書いて、貼っておけばいいのです。
つまり、ネットワークビジネスも、店舗を、構えたほうが、自然なビジネス展開が、しやすくなるということです。
「待ちの営業」が、できるからです。
最近は、ネットワークビジネスの会社も、このことに、気がついて、会社の建物以外に、サロンなどを、各所に設置して、お客さんが、買いたい時に、自由に、買えるような、お客さんの立場に、たった「待ちの営業」を、やるようになったところも、多いようです。
「店」といいうのは、古くから歴史が、ありますが、改めて、考えてみると、この当たり前のやり方というのは、人間の商いにとって、とても自然なスタイルだということが、わかります。
「ちょっと、待ってくださいよ~。そんなに簡単に、店を構えるなんて、言わないでくださいよ~ 自分のお店を持つなんて、何百万、何千万円という大金が、かかるじゃないですかー そんなお金、ありませんよ」
という声も、聞こえてきそうなので、それにも、お答します。
「現代では、自分のお店をもつことほど、簡単なことは、ないのです」
ということを、声を大にして、言いたいです。
そうです。
「インターネット」
です。
この仮想空間に、自分のお店を、構えればいいのです。
数万円で、簡単なサイトも、作成できますし、ブログだったら、0円です。
しかも、5分もあれば、ある程度、できあがってしまいます。
0円で、5分で、自分のお店が、出来上がるという時代に、私たちは、生まれてきたのですよ!
これが、どんなに凄いことか!
これの凄さを、書こうと思ったら、枚挙にいとまがないくらいです。
日常生活の中で、なにげなくスルーしていることに、けっこう凄い事実が、隠れているのです。
この仮想空間のお店は、0円で、出来上がるので、リスクというものが、まったくありません。
現実世界のお店が、つぶれたら、大変な金額の負債を抱えることになりますが、ブログだったあら、仮に、商品が、まったく売れなかったら、すぐに、そのブログを、閉鎖すれば、いいだけの話です。
また、別のタイトルで、別のハンドルネームで、新しいブログを、書けばいいのです。
「ネットワークビジネス」+「インターネット」
この二つを、合わせると、かなり理想的なビジネスが、展開できることに、気がついている人も、増えてきているようです。
もちろん、ほとんどのネットワークビジネスの会社が、会社の方針で、インターネットでの販売や勧誘を、禁じています。
ブログの運営会社も、あまり露骨なビジネスブログは、禁じています。
ただ、これも、いろいろなテクニックがあって、うまくやる方法も、たくさんあります。
今回は、わかりやすいように、ネットワークビジネスを、例にあげましたが、他の保険業や投資、不動産、各種のサービスなどでも、同じことが言えると思います。
もちろん、ヒーリングの仕事などにも、当てはまります。
自分の魅力を、発見して、「セルフブランディング」を、完成させる。
それから、自分の魅力に合った、商品やサービスで、起業する。
なるべくなら、「店」を構えて、「待ちの営業」を、心がける。
その際、インターネットと組みわせると、抜群の効果を、発揮する。
これが、セルフブランディングで、成功するための勝ちパターンです。
「店」という文字の語源を、調べると、もともとは、「見世(みせ)」だったそうですね。
「世の中に、見せる」
ということですね。
自分を、ブランド化して、ぜひ、世の中に、自分の魅力を、魅せてあげてください。
さらに、文字の中に、「占」の文字が、はいっているのも、面白いです。
この文字は、象形文字で、横にすると、「カギ」の絵になるようです。
「宇宙の叡智」の扉を開くための「カギ」が、「店」の中には、隠されているというような意味かもしれませんね。
次回は、いよいよ、ズバリ、「お金の儲け方」について、書いてみます。
「どうすれば、もっと具体的に、明日から、現金を、ゲットできるのか?」
このテーマに、鋭く突っ込んでいきます。
私が、学んできた、「ビジネスの真髄」を、初公開します!
PS インターネット上で、「店舗」を構えると、「待ちの営業」が、やりやすくなります。
☆メルマガ「精神世界の鉄人」も、発行しています。
まだ、登録してない方、ぜひ登録してくださいね。
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☆日記(エッセイ)の過去の全バックナンバーです。
http://www.tomaatlas.com/library00.htm
☆キネシオロジーの個人セッションです。
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☆MIXI内にも、「精神世界の鉄人」のコミュを、作成しました。
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☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓
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☆「光のネットワーク(リンク集)」です。
http://www.tomaatlas.com/linksnew.htm
☆私のメインサントです。 ↓
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☆「精神世界の鉄人」のグルっぽです。
「セルフブランディング」の話は、やはり、世の中が、求めている話みたいですね。
さて、自分を、ブランドにして、魅力を輝かせると、次の段階では、いよいよ、この自分の魅力を、武器にして、商品やサービスを、売ることを、考えなくては、いけません。
つまり、次の段階として、「営業」という行為が、待っているのです。
「営業」や「セールス」というと、
「ええっ! そんなのできません… セールスは、苦手なので…」
という声が、すぐに聞こえてきそうですが、一度偏見をなくして、純粋に、この活動を、考えてみてください。
しっかりとしたやり方を、知って、身につければ、これほど、楽しくて、ワクワクするものは、ないのです。
私は、精神世界の業界にいる人間の中では、珍しく、ビジネスが、大好きな人間です。
読む本の7割くらいは、ビジネス関連です。
いろいろな講演会やセミナーでも、学んだことが、ありますが、日本一だと思えるビジネスマンから、直接、いろいろ教わったことも、あります。
しかし、超一流のビジネスマンは、皆、あたりまえのことしか、教えてくれませんでした。
「ビジネスの極意は、誠実に、やることです」
とか、当たりまえのことを、言うのです。
ただ、こういうことは、誰でも、言うだけなら、簡単ですが、実際に、実行している人は、ほとんどいないと思います。
「誠実に、やること」
というのは、
「けっして、嘘をつかないこと」
ということでも、あるのですから。
「営業」という活動には、大きくわけて、2つのスタイルがあります。
一つは、「攻めの営業」です。
これは、こちらから、顧客へ出向いて、商品を売り込みます。
訪問販売などが、典型的なやり方ですね。
二つ目は、「待ちの営業」です。
これは、こちらから、顧客に、商品を売り込むのではなく、商品の情報を、宣伝して、お客さんのほうから来てくれるのを待つ、という営業です。
店舗を構えるやり方が、典型的なやり方です。
私のセミナーなどではも、たまに、この話をするのですが、わかりやすいように、この二つの営業スタイルを、「スタローン型」と「シュワルツェネッガー型」と、言っています。
シルベスター・スタローンは、初期の頃、ずーっと、売れない俳優でした。
映画スターを、夢見ていましたが、映画スターを夢見る若者は、何千人とおり、なかなかオーディションに、合格することが、できなかったようです。
有名になるまでに、50以上のオーディションを受け、落ちまくったのだそうです。
その落ち目の頃は、ポルノ映画にも、出演していたようです。
しかし、けっして、諦めませんでした。
断られても、断られても、自分を、売り込んだのです。
情熱で、突き進んだのです。
彼は、自分で、脚本を書いて、それを、いろいろな映画監督に持ち込み、それが、とうとう、大当たりしました。
それが、映画「ロッキー」です。
この映画は、その年のアカデミー賞を、獲得したようですが、この映画によって、スタローンは、スーパースターに、なりました。
これが、「攻めの営業」です。
一方、正反対のやり方を、やったのが、シュワルツェネッガーです。
以前にも、書きましたが、彼は、若い時から、
「歴史に名の残す偉人になりたい」
という野望が、強くあったようです。
スタローンと違って、彼は、冷静に、綿密な戦略を、たてました。
彼は、偉人になるという目的のためには、政治家になる必要があると考え、政治家になるには、コネもない自分は、映画スターになるしかないと、考えたようです。
次に、映画スターになるにしても、自分は、英語が下手で、演技も下手、だったら、肉体で、勝負しようと、考えたようです。
それで、ボディビルの世界チャンピオンのタイトルを、獲ったのです。
当時、映画界では、CGが、台頭してきており、SF映画でも頻繁に、CGが用いられていたのですが、シュワルツェネッガーは、
「CG技術が、どんなに、発達しようとも、血管が、脈動している生身の筋肉の迫力には、敵わないはずだ、世界一の肉体を、つくっておけば、いつか、行き詰った監督たちが、自分に声をかけてくるはずだ」
と考えたそうです。
自分から、絶対に、売り込まずに、待っていたそうです。
その間、「コナン・ザ・グレート」など、そこそこヒットするような映画にも、出ていますが、自分を、安売りするような役は、全て、断っていたそうです。
そして、予想通りに、行き詰った映画監督から、出演依頼が、やってきたのですが、それが、「ターミネーター」だったのです。
これの大ヒットによって、シュワルツェネッガーも、スーパースターに、なりました。
これが、「待ちの営業」です。
「攻めの営業」も「待ちの営業」も、どちらも、メリットとデメリットがあり、状況や業種、営業マンの性格によっても、違うと思います。
もっと、わかりやすい例をあげると、
「攻めの営業」は、街を歩いている女の子に、どんどん声をかける、ナンパのようなものかも、しれません。
「僕と、遊びにいかない?」
というふうに、声をかけまくる方法です。
「待ちの営業」は、ロックバンドなどを、結成して、ギターの腕を磨き、コンサートに来る女の子を、歌声や演奏で、魅了して、女の子のほうから、
「このライブが、終わったら、私とデートしてください!」
と言わせるような方法です。
どちらも、大変です。
この二つを、比べると、前者よりも、後者のほうが、時間がかかるような気がしませんか?
ただ、後者は、一度、「男の実力」が、固まると、あとは、どんどんモテまくります。
私は、「セルフブランディング」が、そこそこ完成している場合は、前者の「スタローン型」、つまり、「攻めの営業」が、向いていると思いますが、完全に完成したら、後者の「シュワルツェネッガー型」、つまり、「待ちの営業」が、向いていると思います。
「攻めの営業」は、あまり、しつこくやると、おもいっきり嫌われます。
「待ちの営業」は、あまりにも、消極的だと、お客さんが、誰も来なくなります。
どちらも、ケースバイケースで、行ったほうが、いいと思います。
ただ、世の中の動向としては、だんだん、後者の「待ちの営業」を、好むお客さんが、増えているような気がします。
お客さんは、自分で、調べて、判断して、それから、買いたいと思っている人が、多いと思います。
ここで少し、「ネットワークビジネス」について、書いてみたいと思います。
セルフブランディングが、完成すると、いろいろなビジネスが、やりたくなってくると思いますが、自分が、それだけ、魅力的な人間になると、友人などから、そろそろ、このビジネスを、誘われるようになります。
たとえば、自分で、ヒーリングサロンなどを、開業したりしたら、本業のヒーリングとあわせて、副業的に、ネットワークビジネスの化粧品やサプリメントを、販売すると、とても良い感じで、ビジネスが、展開できます。
しっかりとマナーを、守って、このビジネス展開をすれば、理想的なビジネスモデルに、なることも、多いのです。
知らない方も多いと思うので、簡単に、説明すると、このビジネス方式は、もともと、店舗などに置く時に、発生する中間マージンやテレビなどの広告宣伝料を、なるべくかけないようにして、そのかわり、商品そのものものと、紹介者へのコミッションに、還元するために、考えられた方式みたいです。
つまり、同じ「1000円の化粧品」で、市販の化粧品とネットワークビジネスの商品の内訳を、見てみると、
○市販の化粧品=100円(商品の原価)+400円(店舗への中間マージン)+500円(テレビのCM料)
○ネットワークビジネスの商品=600円(商品の原価)+400円(紹介者へのコミッション)
簡単に書くと、こうなっていたりするのです。
このことから、同じ「1000円の化粧品」を、購入しようと思ったら、前者よりも、後者のほうが、商品そのものは、はるかにいいということです。
ただ、これも、たくさんの人が、感じているように、これは、極端な攻めの営業に、なりやすいという一面も、もっていて、最初は、純粋に、商品のよさを、親しい友人たちに、伝えようと思って、活動していた人が、ある時から、突然、金の亡者のようになり、強引な勧誘を、始めて、周囲の友人たちから、嫌われて、孤立するというパターンに、なりやすいのです。
「久しぶりに会わない?」
と、学生時代の友人から、メールや電話があって、喫茶店で、2時間くらい思い出話をしていたら、突然、鞄から、化粧品やサプリメントを、出されて、興味のない報酬プランを、延々と聞かされて、ガッカリした体験をもっている方も、多いと思います。
あの瞬間ほど、嫌な気持ちになる時は、ないですね。
保険や投資の話も、ありますが、特にネットワークビジネスが、多かった記憶があります。
子供の頃、沖縄に住んでいたのですが、日曜日の朝に、魚売りのオバちゃんが、魚を売りに来ることが、ありました。
朝の8時くらいの一番眠たい時間に、
ピンポ~ン!!
と玄関から、音がして、扉を開けると、オバちゃんが、立っているのです。
「さっき、主人が、海で釣ったばかりの魚です。とても、新鮮で美味しいと思います。ぜひ、食べてください!」
こう言って、満面の笑みを浮かべながら、魚を、売り込みに来るのです。
本人に、悪気は、ありません。
それどころか、自分は、とってもいいことを、やっていると思っているので、よけいに性質が悪いと思いました。
ネットワークビジネスで、学生時代の友達を喫茶店に、呼びだして、営業をする人たちは、ちょうど、この魚売りのオバちゃんに、似ていると思いました。
こちらの都合など、あまり考えていないのです。
「これだけ、いい商品だから、きっと喜んでくれるだろう!」
と自分勝手に、解釈しているのです。
魚売りのオバちゃんが、魚を売るだけでなく、
「あなたも、この魚売りの仕事、一緒にやりませんか? とっても儲かりますよ」
とビジネスの勧誘をしてきたら、どうでしょうか?
おそらく、ほとんどの人が、
「いい加減にしろ!!」
と怒鳴ると思います。
相手の都合などを、考えずに、ネットワークビジネスの勧誘をする人たちは、実は、このくらい違和感のある行為を、やっているということです。
「では、どうすれば、いいのか?」
ということですね。
いきなり、訪問販売に来る魚売りのオバちゃんは、ムカつきますが、魚屋さんには、ムカつきません。
これは、きちんと、「店舗」を構えて、看板を掲げて、「待ちの営業」を、やっているからです。
「今日は、魚が、食べたくなったな。家に買える前に、魚屋さんに、寄っていこうかな?」
こう思って、お客さんが、自分の足で歩いて、魚屋さんまで来てから、魚を買うのは、なんの問題もないのです。
そうなのです。
ネットワークビジネスは、
「店舗を持たない」
というスタイルを、とったせいで、商品に、お金を、かけられるようになった半面、問題も、発生したのです。
営業する人たちが、「攻めの営業」しか、やりにくい環境になったということです。
魚が、買いたい人が、買いたくなった時に、魚屋さんで、魚を、買えばいいのです。
それだけのことなのです。
そして、一緒に、魚を売りたい人を、見つけたかったら、その魚屋さんの店舗の隅っこににでも、
「一緒に、魚屋さんの仕事を、やってくださる方を、募集しています」
と小さく、紙にでも書いて、貼っておけばいいのです。
つまり、ネットワークビジネスも、店舗を、構えたほうが、自然なビジネス展開が、しやすくなるということです。
「待ちの営業」が、できるからです。
最近は、ネットワークビジネスの会社も、このことに、気がついて、会社の建物以外に、サロンなどを、各所に設置して、お客さんが、買いたい時に、自由に、買えるような、お客さんの立場に、たった「待ちの営業」を、やるようになったところも、多いようです。
「店」といいうのは、古くから歴史が、ありますが、改めて、考えてみると、この当たり前のやり方というのは、人間の商いにとって、とても自然なスタイルだということが、わかります。
「ちょっと、待ってくださいよ~。そんなに簡単に、店を構えるなんて、言わないでくださいよ~ 自分のお店を持つなんて、何百万、何千万円という大金が、かかるじゃないですかー そんなお金、ありませんよ」
という声も、聞こえてきそうなので、それにも、お答します。
「現代では、自分のお店をもつことほど、簡単なことは、ないのです」
ということを、声を大にして、言いたいです。
そうです。
「インターネット」
です。
この仮想空間に、自分のお店を、構えればいいのです。
数万円で、簡単なサイトも、作成できますし、ブログだったら、0円です。
しかも、5分もあれば、ある程度、できあがってしまいます。
0円で、5分で、自分のお店が、出来上がるという時代に、私たちは、生まれてきたのですよ!
これが、どんなに凄いことか!
これの凄さを、書こうと思ったら、枚挙にいとまがないくらいです。
日常生活の中で、なにげなくスルーしていることに、けっこう凄い事実が、隠れているのです。
この仮想空間のお店は、0円で、出来上がるので、リスクというものが、まったくありません。
現実世界のお店が、つぶれたら、大変な金額の負債を抱えることになりますが、ブログだったあら、仮に、商品が、まったく売れなかったら、すぐに、そのブログを、閉鎖すれば、いいだけの話です。
また、別のタイトルで、別のハンドルネームで、新しいブログを、書けばいいのです。
「ネットワークビジネス」+「インターネット」
この二つを、合わせると、かなり理想的なビジネスが、展開できることに、気がついている人も、増えてきているようです。
もちろん、ほとんどのネットワークビジネスの会社が、会社の方針で、インターネットでの販売や勧誘を、禁じています。
ブログの運営会社も、あまり露骨なビジネスブログは、禁じています。
ただ、これも、いろいろなテクニックがあって、うまくやる方法も、たくさんあります。
今回は、わかりやすいように、ネットワークビジネスを、例にあげましたが、他の保険業や投資、不動産、各種のサービスなどでも、同じことが言えると思います。
もちろん、ヒーリングの仕事などにも、当てはまります。
自分の魅力を、発見して、「セルフブランディング」を、完成させる。
それから、自分の魅力に合った、商品やサービスで、起業する。
なるべくなら、「店」を構えて、「待ちの営業」を、心がける。
その際、インターネットと組みわせると、抜群の効果を、発揮する。
これが、セルフブランディングで、成功するための勝ちパターンです。
「店」という文字の語源を、調べると、もともとは、「見世(みせ)」だったそうですね。
「世の中に、見せる」
ということですね。
自分を、ブランド化して、ぜひ、世の中に、自分の魅力を、魅せてあげてください。
さらに、文字の中に、「占」の文字が、はいっているのも、面白いです。
この文字は、象形文字で、横にすると、「カギ」の絵になるようです。
「宇宙の叡智」の扉を開くための「カギ」が、「店」の中には、隠されているというような意味かもしれませんね。
次回は、いよいよ、ズバリ、「お金の儲け方」について、書いてみます。
「どうすれば、もっと具体的に、明日から、現金を、ゲットできるのか?」
このテーマに、鋭く突っ込んでいきます。
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