8月11日(火)の夕方、徳島県の徳島市に、着きました。
徳島駅の前です。
最初の予定では、淡路島から徳島市に入る時に、有名な「鳴門の渦潮」を見ようと思っていたのですが、バスの時間などから、この日は、無理だと思い、翌日の8月12日(水)に、変更しようと思いました。
しかし、そのあと、さらに、渦潮が見られる時間帯に、有名な「阿波踊り」のイベントがあったりして、交通渋滞になることがわかり、とうとう、今回の旅では、行くのを諦めました。
またの機会に、行こうと思います。
ご存じのように、この渦潮は、徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間にある、「鳴門海峡」で、発生する渦潮です。
大潮の際には、渦の直径は最大で、30メートルにも達するといわれています。
この渦の大きさは、世界でも最大規模といわれています。
見た人から聞いたのですが、やはり、凄い迫力だそうです。
以前にも、紹介したのですが、「渦巻き」について、歌手の谷村新司さんが、テレビやラジオで、とても面白い話をしていたそうです。
小堺さん司会の「ごきげんよう」のゲストに出て、上海などで音楽のことを、教えているとの話から、この話題になったそうです。
谷村さんは、勉強しているうちに、音について、いろんな事が、わかってきたそうです。
凄く宇宙的なロマンを感じる、素敵な話です。
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「ドレミの話と渦巻き」 by 谷村新司
音にまつわる、感動的な物語ですよ。
まず、「音」という漢字は、上が、「立つ」、下に、「日」と書く。
「日」は、太陽のこと。
「立」という字は、立ち上がる、生まれてくるという意味。
太陽が、生まれてくるということが、実は「音」の意味。
なぜ、太陽が、立ち上がってくると、なぜ、生まれるという字が、「音」なのか、漢字は、何を言おうとしてるのか?
これを解く鍵は、「ドレミファソラシド」の中に、あります。
上海の音楽学院でも、この話は、必ずします。
これは、イタリア語です。
ドレミファソ、ソの音、ソの語源はSOL、イタリア語で書きます。
ABCDEFG、G 日本語では、いろはにほへと、と、「ソ」=「ト」=「G」
ソ、SOLって言うのは、太陽のことですよ。
ソーラーシステムとか、言いますね。
ソの音は、太陽の音ですよということ。
太陽の、ソの音は、日本語では、「と」と表現する。
「と」の音は、太陽の音だと思って、よいです。
そして、「と」の音から始まっていきますよ、というマークが、とおん記号。
うずまきから始まって、キュッとひねった形。
とおん記号の形っていうのは、アルファベットGを、表している。
Gが、変形して、うず巻きになっている。
ソというのは、Gであって、との、音でもあります。
「ソ」=「ト」=「G」
太陽が、ソの音だとすると、そして、「ソ」の下に下がっていく「ドレミ」は、地球の中の音です。
「ド」=土の音、「レ」=火の音 「ミ」=水の音です。
ドレミ、はい、これが、土、火、水、ていうふうに、できています。
地球上に、どうやって、火と水と土ができたか、それが、一番大きな「日(ひ)水(み)土(つ)」=秘密なんです。
真剣に、聞いてますか、真剣に、はなしてますよ。(笑)
この地球上に、どうしてできたんだろうって、人に、みんな知らされていない、これが、最大の秘密なんです。
「ファ」は、地球(ドレミ)と太陽(ソ)の間で、揺れている音。
実は、ファというのは、風のこと。
ソが、太陽、ラが、宇宙。
今度は、シです。
「シ」っていうのは、「死ぬっ」ていう字を、かきます。
別の書き方をすると、何もないという、「無」という表現をするんですけども、日本語では、「シ」の音を「虚無」という。
虚無僧の虚無ですね。
英語ではVoid。
(ボイド)何もなくなる瞬間。
「ラ」が宇宙。
それを、突き抜けていくと、何もないところに、たどり着く。
形が、消えるってことですね。
でも、消えないものが、ちゃんと、上の「ド」に、繋がっていく。
上の「ド」っていうのは、土ですよ、ってさっき言いました。
形は、なくなっても、上の土に帰ってく。
だから、人間そのものをあらわしているのが、実は、音階。
そして、人間の体にも、音階が、ちゃんと入っている。
ドレミファソラシド、縦に流れている音階が、ありまして。
「ド」は、股の間。
「レ」は、丹田、おへそのちょっとした、ぐっと力を入れるエネルギーのたまり場所「火」を、担当している。
「ミ」は、水のエリアなので子宮。
水のエリア、羊水がある子宮が、ミ。
「ファ」は、みぞおち。
みぞおちは、「風門」風の門といいます。
「ソ」は、心臓=太陽
「ラ」は、実は声、喉。
ここのエリアを、担当しています。
ということは、声は、宇宙と同じだっていうこと、心臓は、太陽と一緒だということ。
その「ラ」という音階を、担当してるのが声ですから、クラシックの時に、皆、チューニングをします。
それは必ず「ラ」の音。
ポーーンってピアノが、「ラ」の音を出すと、ヴァイオリンが、ふ~んて、合わせる。
どうして、「ラ」の音で、チューニングをするんですかって時に、やってる人たちも 、その理由を、ご存じないんです。
音楽大学の先生も、ご存知ない。
でも、昔から、「ラ」で、チューニングをしてきた。
でも、そこには、理由があって、 実は、「ラ」は、人間の声に、楽器をあわせるということ。
しかも、「ラ」で合わせるってことは、その音を出した瞬間に、宇宙とつながりますよ、ということ。
だから、すごいことをしてるんです。
いま、こうして、ラジオで放送して、喋っていますが、電波、波動が、でてますよね。
昔のラジオは、チューナーっていうのを、動かして、波動を、合わせるんです。
ピーガーー、コォーーとかって、いいながら合わせて、それで、波が、あったところで、こうやって声が、聞こえる。
これを、チューニングといってまして。
実は、音楽の波動を合わせるって、言うのも、チューニング、って実は同じ事を、言ってるわけですね。
だから、波動によって伝わっていく。
これが、すごいキーワードになってるって、ことですね。
「ラ」が、声。
「シ」は、頭のど真ん中頭蓋骨の真ん中に、小豆大くらいの小さな器官を、みんなもってます、それを 松果体といいます。
もともとは、眼球と同じ大きさを、持っていて、水晶体もあって、目とおんなじ形を、してたんです。
そして、その目は、頭のてっぺん上のほうを、向いていた。
これは、今マンガなんかで、時々出てくる「第三の目」とか、ああいう表現をしてるんですけど、実は、これが、松果体というところがしてた役目。
これが、「シ」の音を、担当してます。
1オクターブ上の「ド」は、どこにあるかというと、頭の上、約13cmのとこに、浮いている。
これを、あらわしたのが、ヨーロッパの宗教画なんかに、天使を描いたときに、必ず、天使の頭の上、わっかが、描いてあります。
「天使の輪っか」、ここが、1オクターブ上ですよ。
ドレミファソラシドを、数えると、8こあります。
8番目というのが、上の「ド」になります。
8という数字は、すごく、大きな意味を持った数字だと、気づいてもらえると、嬉しいです。
8というのは、単に、縁起がいいというよりも、もっと、重要な意味を、もってますよ。
一オクターブ上にある「ド」の世界が、8番目から、広がっていきます。
あと、音と渦巻きというのは、すごく大事な関係があります。
ト音記号が、なぜ、渦を巻いているか。
宇宙、銀河も太陽系も台風も渦潮も、自然のものは、実は、渦を巻いているエネルギーを、伝えている。
その渦を、巻いてるエネルギーを、僕らは、体で、それを、キャッチする。
あの古~い時代、超古代あたりに、土の中から発見された、土器の表面についている文様は、一番古いものっていうのは、必ず渦巻きの形を、してるんですね。
で、それで、縄文っていうのも、実は、土をこねて、縄状にしまして、それを、渦を巻いて、積み上げる。
これによって、立体ができてくる。
だから、渦巻きから、すべてのものは、始まってくるっていっても、過言ではないんじゃないかなって思うくらい、渦巻きっていうのは、大事。
そして、その、宇宙、自然からきた、宇宙のエネルギーを、僕らは、体の中の渦巻きで、実は受け止める。
体の中にある渦巻きを、あなたは、何個発見できるかなぁ。
体の中のつむじ。
一番てっぺんにある渦巻きは、「つむじ」
そして、ちょっと下がると、耳の中に、蝸牛官という渦巻きがある。
この渦巻きで、音を、聞きます。
手の先には、指紋という渦巻きがある。
感覚、接触する。
おへそ、ここも、実は、渦を巻いています。
赤ちゃんが、参道をおりてくるとき、渦を巻きながら、おりてくる。
まっすぐす、ぽんとおりてこない。
必ず回転しながら、おりてくる。
実は、おしっこも、回転している。
もし時間あるときは、みてください。(笑)
体の中の渦巻きで、ぼくらは、宇宙からの渦巻きを、全部キャッチしてますよ、ということ。
だから、体の中も音で、できてる。
ということは、なんだろう。
ここでひとつ、皆、「あ、そうか」と、おもうことが、あると思うんですけども。
歌や音楽を聴いたときに、鳥肌が立ったり、涙が、流れたりする、そこには、実は、体が、自分の意志とは関係なく、共鳴しているものが、その歌とか、音楽の中に、あるということ。
その瞬間に、自分の意思とは、関係なく、体は先に、ばっと反応してしまう、それが、鳥肌になったり、涙になったりして出てくる。
つまり、人間とは、音そのものなんですよ、ということを、今日は、伝えられれば、いいかなって、思っております。
いただいたお便りで、共感したもの。
人間のことを、英語で、パーソンと、いいますよね、パーソナリティのパーソン。
このパーソンというのは、英語ですけども、この言語は、ラテン語です。
それで、パーソンというのは、ペルソナという語源が、ありまして。
ペルソナっていう言葉自体が、ふたつの言葉が、組み合わさって、できています。
ペルっていう言葉と、ソナっていう言葉。
このペルっていうのは、貫き通る、貫いて通っていく、っていう。
そして、ソナっていうのは、響く、という意味。
だから、パーソン、人間っていうのは、
「ペルソナ=ペル(貫き通す)+ソナ(響く)」
人間とは、貫いて、響いていく器だっていうふうに感じると、すごく、わかりやすいですね。
だから、体の中で、すべてのものが、響いている。
それが、実は、人間そのものなんだよぅって、いうこと。
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素晴らしい話ですね。
「音」と「渦巻き」、それから、「宇宙」や「人体」まで、こんな宇宙的な関係があったとは…
特に、音楽が好きな方に、ぜひ、読んでもらいたい話です。
12日(水)は、「鳴門の渦潮」を見ないで、徳島市内の港から、フェリーに乗り、和歌山市に向かいました。
徳島市のフェリー乗り場です。
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