最後に立ち寄った、梵珠山では、名前は忘れましたが、何かの実が生ってるのを見つけて、皆で、口に含みました。
果物や木の実など、いつもは、お店で買ってきて食べるので、こういう野生のものを、しかも、洗わずに、口に入れるのは、新鮮でした。
昔は、こうやって、食べていたんですよね。
たまに、こういう自然の中で、散歩しながら、自然のものを、口にいれると、太古からの生命力みたいなものが、復活するような気がします。
自然の気が、身体に入ってきて、元の気に戻るのです。
つまり、元気になるのです。
皆で、その実を食べながら、おしゃべりしている場面です。
梵珠山の川です。
子供の頃の水遊びを思い出しますね。
「十和田湖ツアー」では、たくさんの素晴らしい景色を眺めましたが、一番印象に残っているのは、湖の周辺のたくさん緑です。
その中でも、木々の葉の隙間から光る、「木洩れ日」が、とても心地よかったです。
以前にも書いたのですが、もう一度書きます。
この社会には、「子供の会話」と「大人の会話」の二つが、存在しているようです。
「子供の会話」というのは、「白黒をハッキリつけたがる会話」です。
「白か? 黒か?」
を決めるのが、目的です。
「正しいか? 間違っているか?」
「良いか? 悪いか?」
などと物事を、正誤や善悪で、単純に判断する人同士の会話です。
必然的に、喧嘩が多くなります。
喧嘩の多い友人関係、恋人、夫婦は、だいたいの場合、お互いに、この会話のパターンを、繰り返していることが、多いです。
個人でも、怒りっぽい人は、単純な傾向があります。
いろいろな物事を、単純化して、白黒つけたがる視点や発想が、自分を傷つけたり、他人と、喧嘩したりする原因になっているのです。
だから、普段から喧嘩の多い人は、
「自分は、物事を単純化して、考えているのではないだろうか?」
と考えてみてください。
一方で、「大人の会話」というのは、「物事のディテールを、楽しむ会話」です。
「どうして、そうなんだろう?」
という原因を、分析したり追求するのが、目的です。
「いろいろな状況で、比べてみよう!」
「人によって、どういう視点の違いがあるか、調べてみよう!」
などと物事を、冷静に整理します。
だから、あまり喧嘩になることはありません。
友人関係や組織、グループなどで、皆が、こういう姿勢だったら、その集団は、仲がいい場合が多いです。
穏やかな人というのは、思慮深いのです。
私は、こういう大人の会話ができる人が、好きです。
いろいろな視点、様々な立場や状況から、物事を見られるのは、魂が、成熟しているということです。
「子供の会話」の例をあげると、
「テレビ番組は、くだらない!」
「インターネットは、有害な情報ばかり!」
「肉食はダメ!」
「原発は悪い!」
「お金は汚い!」
「北朝鮮は悪い国!」
「マスコミは嘘ばかり!」
「政治家は悪人ばかり!」
こういう単純な発想です。
これでは、あちらこちらに、喧嘩を、ふっかけて歩いているようなものです。
いろいろな情報を集めて、反対意見も聞きながら、冷静に分析すると、いろいろなことが、わかってきます。
全ての出来事は、一枚岩じゃないし、細かくディーテールを調べると、様々なことが、複雑に絡んでいることも、わかってきます。
いろいろな立場や状況、その背後に隠れている構造や思惑、そういうことが、わかってくると、
「複雑で、難しいんだな… そんな理由があったのか… これは、簡単に結論は、出せないな…」
などと、考えこんでしまうことも、しばしばあります。
この世界は、やはり、人知を超えたような力が、働いていて、なんだかんだいって、無駄や悪に見えていたことが、実は、バランスをとるのに、必要だったり、大難を小難にするための策だったり、いろいろな思惑が、あったりすることも、わかってくるのです。
たしかに、悪い奴らが、いろいろな謀略や陰謀を、陰で企てて、悪さもやっているので、それを知ると、
「こんなに、悪い連中が、こんな悪さをしてるんだー!」
と怒りが、わいてきます。
でも、それから、さらに、一歩踏み込んで調べると、たくさんの心の優しい、素晴らしい人たちが、それを防ぐために、いろいろと裏で動いていることも、わかってきて、
「たくさんの素晴らしい人たちが、こんなに献身的に、活動してたんだー!」
と感動して、感謝の気持ちが、わいてくることもあります。
そもそも、昔から、日本人というのは、成熟した大人の社会を、築いてきた民族なのです。
山や川などの自然に、囲まれた環境で、育ってきたことが、大きいようです。
現在、世界を動かしている欧米諸国の発想の根幹には、「ユダヤ教」や「キリスト教」、そして、「イスラム教」がありますが、これらは、「砂漠の土地」で、生まれた思想です。
「砂漠」というのは、そこに住む人たちの価値観を、「二元論」にしやすい環境だそうです。
「光」と「闇」のコントラストが、強いからです。
「昼か? 夜か?」
「暑いか? 寒いか?」
「光か? 闇か?」
砂漠や洞窟で、生活していると、こういう発想に、なりやすいそうです。
必然的に、物事を、
「YESか? NOか?」
というような、
「白か? 黒か?」
で、ハッキリ決めるような姿勢に、なってくるようです。
宗教観も、空を見上げる機会が多いので、神が、上から見ているような気がするのだそうです。
こういう環境から、
「神が、人間を罰する」
という発想も、でてくるようです。
日本のように、大昔から、人々の住む場所に、樹木が茂り、木々で、空が覆われている環境で暮らすと、必然的に、目線が、花や草木、石、川などに、向かうために、神々が、自然の中に、宿っているという宗教観や世界観に、なるようです。
「八百万の神」という表現も、こういう環境から、出てくる発想みたいです。
「草花や石などの全ての自然物に、精霊が宿っている」
という感覚ですね。
さらに、普段の生活空間が、木々で覆われているので、太陽光が、ハッキリと分かれないという環境で、生活することになります。
特に、朝日や夕日が、照っている時は、
「昼なのか、夜なのか、よくわからない」
という状況になるのです。
「木洩れ日」ですね。
木々の枝葉の間から、洩れてくる日光が、日本人の発想や価値観の根本じゃないかと、私は、考えています。
「光なのか影なのか、よくわからない」
という曖昧さが、日本人の価値観の象徴なのです。
これは、魂の成熟さも、表していますが、やさしさや穏やかさでもあるのです。
人間は、山や川などの豊かな自然の中で暮らすと、このように、世界観や宗教観が、やさしくなる傾向があるようです。
だから、「キリスト教」も「仏教」も、「イスラム教」も「道教」も、それから、「神道」も、たくさんの宗教が、仲良く共存、共栄することも、可能なのです。
「クリスマスを祝って、正月は神社に行き、葬式はお寺でやる」
という、一見無節操な文化は、器の大きい成熟した、大人の社会なのです。
自然豊かで、緑の多い「十和田湖」の周辺を、ドライブしていると、特に、それを感じました。
これは、余談ですが、ある本に書いてあった話です。
ある時に、国連で、日本の代表が、中近東諸国に、
「いいかげんに、争うのは、もうやめにしたら、どうですか? やられたら、やりかえすというような復讐を、いつまで続けるんですか?」
こう提案したそうです。
それから、さらに、
「そろそろ、それまでの歴史上の出来事を時効にして、不問にするというようなルールを、つくってはどうですか? いろいろあったでしょうけど、このへんで、全部水に流してはどうですか?」
と言ったら、中近東の人たちが、困ったような顔をしたそうです。
通訳を通じて、いろいろと話したら、面白いことが、わかったそうです。
なんと、中近東の人たちには、
「水に流す」
というニュアンスが、伝わらなかったのだそうです。
そもそも、あまり水もなく、しかも、水が流れていない砂漠の場所が、多いために、この表現が、イメージできなかったそうです。
それで、その日本の代表が、
「それでは、神のいる空に上げるというのは、どうですか?」
と提案したら、ようやく、
「うん、それなら、なんとなくわかります」
という話になったのだそうです。
日本人のほとんどが、すぐにイメージできる、「水に流す」というのが、イメージできない人も、世界には、たくさんいるということですね。
「木洩れ日」
という単語は、私のとても好きな単語です。
「清濁併せもつ」
というような表現よりも、
「光と影を、美しく統合する」
というニュアンスが、イメージできます。
言葉よりも、こういう視覚的なイメージのほうが、情報量も多いと思います。
外国人から、
「日本人は、YESとNOを、ハッキリ言わない、曖昧な民族だ!」
と批判されたら、
「いやいや、それは、誤解です。日本人の世界観は、木洩れ日のようなものです」
と説明してあげるのも、いい文化交流だと思います。
「日本の心」として、「木洩れ日」というイメージを、世界に広げていくのも、面白いかもしれません。
それによって、ギスギスした対立の世界が、少しはやわらかくなり、世界は、緩和するかもしれません。
「木洩れ日」から洩れてくる、日光を見ていると、心が、やさしくなってききます。
「日本の心」の原点は、「木洩れ日」かもしれません。
「十和田湖ツアー」、今回で完結です。
長い旅行記を、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今年の夏は、いろいろな所をまわりましたが、全部楽しかったです。
この十和田湖が、夏の旅行の最後になりますね。
これから、秋が深まってきて、冬を迎えます。
日本は、本当に四季の変化が面白く、そして、素晴らしいですね。
来月くらいからの紅葉も、今から楽しみです。
たぶん、今年中に、もう一度くらい、ツアーを開催すると思いますが、行き先は、まだ未定です。
こういう旅を、私と一緒にまわってみたい方、ぜひ、参加してくださいね。
「少年時代」
作詞 井上陽水
作曲 井上陽水・平井夏美
夏が過ぎ風あざみ 誰のあこがれにさまよう
青空に残された 私の心は夏模様
夢が覚め夜の中 永い冬が窓を閉じて
呼びかけたままで 夢はつまり想い出のあとさき
夏祭り宵かがり 胸のたかなりにあわせて
八月は夢花火 私の心は夏模様
目が覚めて夢のあと 長い影が夜にのびて
星屑の空へ夢はつまり 想い出のあとさき
夏が過ぎ風あざみ 誰のたそがれにさまよう
八月は夢花火 私の心は夏模様
PS 「木洩れ日」から洩れてくる、日光を見ていると、心が、やさしくなってきます。
「日本の心」の原点は、「木洩れ日」かもしれません。
☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓
http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas
☆キネシオロジーの個人セッションも、やっています。
こちらも、ぜひ体験してくださいね。
http://www.tomaatlas.com/soul.htm
☆精神世界のランキングです。1日1回、ポチッと、クリックお願いしますね。↓
Twitterブログパーツ
トーマ イタル
バナーを作成
以上
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
トーマ
toma_atlas@yahoo.co.jp
☆日記(エッセイ)の過去の全バックナンバーです。
http://www.tomaatlas.com/library00.htm
☆「精神世界の鉄人」のメルマガも、発行しています。
http://www.melma.com/backnumber_38906/
☆キネシオロジーの個人セッションです。
http://www.tomaatlas.com/soul.htm
☆MIXI内にも、「精神世界の鉄人」のコミュを、作成しました。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4663380
☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓
http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas
☆「光のネットワーク(リンク集)」です。
http://www.tomaatlas.com/linksnew.htm
☆私のメインサントです。 ↓
http://www.tomaatlas.com/
☆「精神世界の鉄人」のグルっぽです。
果物や木の実など、いつもは、お店で買ってきて食べるので、こういう野生のものを、しかも、洗わずに、口に入れるのは、新鮮でした。
昔は、こうやって、食べていたんですよね。
たまに、こういう自然の中で、散歩しながら、自然のものを、口にいれると、太古からの生命力みたいなものが、復活するような気がします。
自然の気が、身体に入ってきて、元の気に戻るのです。
つまり、元気になるのです。
皆で、その実を食べながら、おしゃべりしている場面です。
梵珠山の川です。
子供の頃の水遊びを思い出しますね。
「十和田湖ツアー」では、たくさんの素晴らしい景色を眺めましたが、一番印象に残っているのは、湖の周辺のたくさん緑です。
その中でも、木々の葉の隙間から光る、「木洩れ日」が、とても心地よかったです。
以前にも書いたのですが、もう一度書きます。
この社会には、「子供の会話」と「大人の会話」の二つが、存在しているようです。
「子供の会話」というのは、「白黒をハッキリつけたがる会話」です。
「白か? 黒か?」
を決めるのが、目的です。
「正しいか? 間違っているか?」
「良いか? 悪いか?」
などと物事を、正誤や善悪で、単純に判断する人同士の会話です。
必然的に、喧嘩が多くなります。
喧嘩の多い友人関係、恋人、夫婦は、だいたいの場合、お互いに、この会話のパターンを、繰り返していることが、多いです。
個人でも、怒りっぽい人は、単純な傾向があります。
いろいろな物事を、単純化して、白黒つけたがる視点や発想が、自分を傷つけたり、他人と、喧嘩したりする原因になっているのです。
だから、普段から喧嘩の多い人は、
「自分は、物事を単純化して、考えているのではないだろうか?」
と考えてみてください。
一方で、「大人の会話」というのは、「物事のディテールを、楽しむ会話」です。
「どうして、そうなんだろう?」
という原因を、分析したり追求するのが、目的です。
「いろいろな状況で、比べてみよう!」
「人によって、どういう視点の違いがあるか、調べてみよう!」
などと物事を、冷静に整理します。
だから、あまり喧嘩になることはありません。
友人関係や組織、グループなどで、皆が、こういう姿勢だったら、その集団は、仲がいい場合が多いです。
穏やかな人というのは、思慮深いのです。
私は、こういう大人の会話ができる人が、好きです。
いろいろな視点、様々な立場や状況から、物事を見られるのは、魂が、成熟しているということです。
「子供の会話」の例をあげると、
「テレビ番組は、くだらない!」
「インターネットは、有害な情報ばかり!」
「肉食はダメ!」
「原発は悪い!」
「お金は汚い!」
「北朝鮮は悪い国!」
「マスコミは嘘ばかり!」
「政治家は悪人ばかり!」
こういう単純な発想です。
これでは、あちらこちらに、喧嘩を、ふっかけて歩いているようなものです。
いろいろな情報を集めて、反対意見も聞きながら、冷静に分析すると、いろいろなことが、わかってきます。
全ての出来事は、一枚岩じゃないし、細かくディーテールを調べると、様々なことが、複雑に絡んでいることも、わかってきます。
いろいろな立場や状況、その背後に隠れている構造や思惑、そういうことが、わかってくると、
「複雑で、難しいんだな… そんな理由があったのか… これは、簡単に結論は、出せないな…」
などと、考えこんでしまうことも、しばしばあります。
この世界は、やはり、人知を超えたような力が、働いていて、なんだかんだいって、無駄や悪に見えていたことが、実は、バランスをとるのに、必要だったり、大難を小難にするための策だったり、いろいろな思惑が、あったりすることも、わかってくるのです。
たしかに、悪い奴らが、いろいろな謀略や陰謀を、陰で企てて、悪さもやっているので、それを知ると、
「こんなに、悪い連中が、こんな悪さをしてるんだー!」
と怒りが、わいてきます。
でも、それから、さらに、一歩踏み込んで調べると、たくさんの心の優しい、素晴らしい人たちが、それを防ぐために、いろいろと裏で動いていることも、わかってきて、
「たくさんの素晴らしい人たちが、こんなに献身的に、活動してたんだー!」
と感動して、感謝の気持ちが、わいてくることもあります。
そもそも、昔から、日本人というのは、成熟した大人の社会を、築いてきた民族なのです。
山や川などの自然に、囲まれた環境で、育ってきたことが、大きいようです。
現在、世界を動かしている欧米諸国の発想の根幹には、「ユダヤ教」や「キリスト教」、そして、「イスラム教」がありますが、これらは、「砂漠の土地」で、生まれた思想です。
「砂漠」というのは、そこに住む人たちの価値観を、「二元論」にしやすい環境だそうです。
「光」と「闇」のコントラストが、強いからです。
「昼か? 夜か?」
「暑いか? 寒いか?」
「光か? 闇か?」
砂漠や洞窟で、生活していると、こういう発想に、なりやすいそうです。
必然的に、物事を、
「YESか? NOか?」
というような、
「白か? 黒か?」
で、ハッキリ決めるような姿勢に、なってくるようです。
宗教観も、空を見上げる機会が多いので、神が、上から見ているような気がするのだそうです。
こういう環境から、
「神が、人間を罰する」
という発想も、でてくるようです。
日本のように、大昔から、人々の住む場所に、樹木が茂り、木々で、空が覆われている環境で暮らすと、必然的に、目線が、花や草木、石、川などに、向かうために、神々が、自然の中に、宿っているという宗教観や世界観に、なるようです。
「八百万の神」という表現も、こういう環境から、出てくる発想みたいです。
「草花や石などの全ての自然物に、精霊が宿っている」
という感覚ですね。
さらに、普段の生活空間が、木々で覆われているので、太陽光が、ハッキリと分かれないという環境で、生活することになります。
特に、朝日や夕日が、照っている時は、
「昼なのか、夜なのか、よくわからない」
という状況になるのです。
「木洩れ日」ですね。
木々の枝葉の間から、洩れてくる日光が、日本人の発想や価値観の根本じゃないかと、私は、考えています。
「光なのか影なのか、よくわからない」
という曖昧さが、日本人の価値観の象徴なのです。
これは、魂の成熟さも、表していますが、やさしさや穏やかさでもあるのです。
人間は、山や川などの豊かな自然の中で暮らすと、このように、世界観や宗教観が、やさしくなる傾向があるようです。
だから、「キリスト教」も「仏教」も、「イスラム教」も「道教」も、それから、「神道」も、たくさんの宗教が、仲良く共存、共栄することも、可能なのです。
「クリスマスを祝って、正月は神社に行き、葬式はお寺でやる」
という、一見無節操な文化は、器の大きい成熟した、大人の社会なのです。
自然豊かで、緑の多い「十和田湖」の周辺を、ドライブしていると、特に、それを感じました。
これは、余談ですが、ある本に書いてあった話です。
ある時に、国連で、日本の代表が、中近東諸国に、
「いいかげんに、争うのは、もうやめにしたら、どうですか? やられたら、やりかえすというような復讐を、いつまで続けるんですか?」
こう提案したそうです。
それから、さらに、
「そろそろ、それまでの歴史上の出来事を時効にして、不問にするというようなルールを、つくってはどうですか? いろいろあったでしょうけど、このへんで、全部水に流してはどうですか?」
と言ったら、中近東の人たちが、困ったような顔をしたそうです。
通訳を通じて、いろいろと話したら、面白いことが、わかったそうです。
なんと、中近東の人たちには、
「水に流す」
というニュアンスが、伝わらなかったのだそうです。
そもそも、あまり水もなく、しかも、水が流れていない砂漠の場所が、多いために、この表現が、イメージできなかったそうです。
それで、その日本の代表が、
「それでは、神のいる空に上げるというのは、どうですか?」
と提案したら、ようやく、
「うん、それなら、なんとなくわかります」
という話になったのだそうです。
日本人のほとんどが、すぐにイメージできる、「水に流す」というのが、イメージできない人も、世界には、たくさんいるということですね。
「木洩れ日」
という単語は、私のとても好きな単語です。
「清濁併せもつ」
というような表現よりも、
「光と影を、美しく統合する」
というニュアンスが、イメージできます。
言葉よりも、こういう視覚的なイメージのほうが、情報量も多いと思います。
外国人から、
「日本人は、YESとNOを、ハッキリ言わない、曖昧な民族だ!」
と批判されたら、
「いやいや、それは、誤解です。日本人の世界観は、木洩れ日のようなものです」
と説明してあげるのも、いい文化交流だと思います。
「日本の心」として、「木洩れ日」というイメージを、世界に広げていくのも、面白いかもしれません。
それによって、ギスギスした対立の世界が、少しはやわらかくなり、世界は、緩和するかもしれません。
「木洩れ日」から洩れてくる、日光を見ていると、心が、やさしくなってききます。
「日本の心」の原点は、「木洩れ日」かもしれません。
「十和田湖ツアー」、今回で完結です。
長い旅行記を、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今年の夏は、いろいろな所をまわりましたが、全部楽しかったです。
この十和田湖が、夏の旅行の最後になりますね。
これから、秋が深まってきて、冬を迎えます。
日本は、本当に四季の変化が面白く、そして、素晴らしいですね。
来月くらいからの紅葉も、今から楽しみです。
たぶん、今年中に、もう一度くらい、ツアーを開催すると思いますが、行き先は、まだ未定です。
こういう旅を、私と一緒にまわってみたい方、ぜひ、参加してくださいね。
「少年時代」
作詞 井上陽水
作曲 井上陽水・平井夏美
夏が過ぎ風あざみ 誰のあこがれにさまよう
青空に残された 私の心は夏模様
夢が覚め夜の中 永い冬が窓を閉じて
呼びかけたままで 夢はつまり想い出のあとさき
夏祭り宵かがり 胸のたかなりにあわせて
八月は夢花火 私の心は夏模様
目が覚めて夢のあと 長い影が夜にのびて
星屑の空へ夢はつまり 想い出のあとさき
夏が過ぎ風あざみ 誰のたそがれにさまよう
八月は夢花火 私の心は夏模様
PS 「木洩れ日」から洩れてくる、日光を見ていると、心が、やさしくなってきます。
「日本の心」の原点は、「木洩れ日」かもしれません。
☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓
http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas
☆キネシオロジーの個人セッションも、やっています。
こちらも、ぜひ体験してくださいね。
http://www.tomaatlas.com/soul.htm
☆精神世界のランキングです。1日1回、ポチッと、クリックお願いしますね。↓
Twitterブログパーツ
トーマ イタル
バナーを作成
以上
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
トーマ
toma_atlas@yahoo.co.jp
☆日記(エッセイ)の過去の全バックナンバーです。
http://www.tomaatlas.com/library00.htm
☆「精神世界の鉄人」のメルマガも、発行しています。
http://www.melma.com/backnumber_38906/
☆キネシオロジーの個人セッションです。
http://www.tomaatlas.com/soul.htm
☆MIXI内にも、「精神世界の鉄人」のコミュを、作成しました。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4663380
☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓
http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas
☆「光のネットワーク(リンク集)」です。
http://www.tomaatlas.com/linksnew.htm
☆私のメインサントです。 ↓
http://www.tomaatlas.com/
☆「精神世界の鉄人」のグルっぽです。