今回の旅の最終目的地は、三重県でした。
いつもの旅のメンバーである、常連さんのSさんという男性、それから、今回、初参加になった、Aさんという女性、そして、私、合計3人での珍道中になりました。
朝、三重県の桑名市で、待ち合わせをして、Sさんの車で、まずは、「伊雑宮」に向かいました。
ここにも、今回の旅で、初めて行くことができました。
道中、車内では、いろいろな話で、大盛り上がりでした。
雨が降る中、「伊雑宮」に着きました。
「外宮」や「内宮」と違い、観光地化されていません。
人も、ほとんどいませんでした。
「ここが、本当の伊勢神宮だ!」
と言う方もいますね。
「伊雑宮」の「雑」という字は、本来は、写真のような旧字を使うそうです。
「雑」の意味は、「御雑煮」という料理名にも、使われるように、
「なんでも」
という意味があるそうです。
他にも、
「型にはまらずに、何もにも、とらわれない」
というニュアンスもあるそうです。
つまり、
「この世界の全てを包括する」
ということで、
「宇宙」
という意味だそうです。
深いですね~!
「伊」というのは、「いろはにほへと」の一番最初の音なので、
「始まり」
の意味だそうです。
だから、「伊雑宮」というのは、
「宇宙の始まりに関わる絶対神を祭った聖地」
という意味になるそうです。
初めて知りました。
これは、旅の途中、「伊雑宮」の近辺で、出会った方から、教えていただきました。
鳥居です。
境内には、御神木が、生えていました。
しかし、見たこともないような樹でした。
幹だけが、こんなに太いなんて、珍しいと思います。
近くに、もう一本生えていました。
こちらのほうが、凄いです。
まるで、恐竜の手と爪のようでした。
コブのようなものが、狛犬に見えました。
記念撮影しました。
一説によると、「伊勢神宮」というのは、「外宮」と「内宮」、それから、ここの「伊雑宮」、この三つで、ワンセットらしいです。
つまり、「三位一体」だとも言われています。
また、ある学者によると、
「外宮」-「内宮」-「伊雑宮」
この三か所は、エジプトのピラミッドのように、「オリオンの三ツ星」の並びになっているそうです。
しかも、エジプトのピラミッドと、まったく同じ並びではなく、ちょうど、鏡を反転させたような関係になっているとのことです。
こんななんじです。
面白いですね。
おそらく、同じ宇宙人のグループが、両方の建造に関わったのだと思います。
参道を歩いて、拝殿に向かいました。
見えてきました。
ここでも、「外宮」や「内宮」のように、20年に一度の「式年遷宮」をやっていのですね。
初めて知りました。
拝殿です。
こちらでも、参拝しました。
「榊」の葉っぱが、たくさん柱に、貼ってありました。
これを見たら、また、「地球の超巨大循環システム」の話を思い出しました。
何回か書いたのですが、いい話なので、また紹介しますね。
木内鶴彦さんの講演会で聞いた話です。
木内さんによると、地球には、「超巨大循環システム」が、存在しているそうです。
そして、このシステムを動かしているのが、「ガイアの意識」なのだそうです。
この意識は、昔から、日本でも、「神様」と呼ばれてきました。
「ガイア」でもいいのですが、「神様」という表現のほうが、日本人には、なじみが深いと思います。
日本の土地を、「神様」の視点で、上空から見てみましょう。
まず、山の上で、キツネやタヌキなどの動物たちが、糞をします。
雨が降ってきて、それが地面に流れ込みます。
その糞を、植物が、根から養分として吸収し育ちます。
そして、その育った植物を、また、動物や人間が食べます。
そうしているうちに、それらの栄養分は、川に流れて、だんだん、上流から下流に流れ、やがて、海に流れだします。
地球には、引力があるので、
「高いところから、低いところに、栄養(エネルギー)は流れる」
という大原則が、あるからです。
その栄養分は、大陸棚などでは、海草が吸収し、さらに、小魚がそれを食べ、その糞を、海草が吸収するというかたちで、海の中でも循環しながら、だんだん、海の深いところに、流れていきます。
そうやって、栄養は、低いところに流れていくのですが、最終的に、流れ着くのが、「海溝」なのだそうです。
そうです。
引力の法則により、地球上で、一番栄養(エネルギー)が、蓄積されているのは、「海溝」という場所なのです。
特に、「マリアナ海溝」の底は、栄養が、豊富に溜まっているそうです。
さて、ここからが、面白いのです。
このままだと、栄養は、海溝だけに溜まって、循環が停滞してしまいます。
そこで、登場するのが、深海魚だそうです。
提灯アンコウなどですね。
彼らが、この海溝に溜まった栄養を、食べるのだそうです。
さらに、活躍するのが、クジラたちです。
ご存知のように、マッコウクジラなどは、かなりの深海に潜ります。
それは、この栄養を食べるのが、目的なのだそうです。
深海魚を、中層魚たちが食べたりして、体内にそれを溜めこみ、その栄養を、海の中間層に、戻すように運んでくれるそうです。
クジラも、ちょうど中間層あたりで死んで、死骸を中間層の魚たちに、食べさせたりするそうです。
それから、表層魚が、中間層の魚たちを捕食して、栄養を海の表面に上げてくれるそうです。
それらを、人間が釣ってから、陸に戻したりもするのですが、ここで、木内さんが、面白い表現をしました。
「皆さん、山登りをする魚を知っていますか? この循環システムの中では、彼らが、重要な働きをするのですよ」
聞いてみると、その魚は、サケやマス、ウナギなどの「川に帰る魚」ということでした。
北海道などで、サケが、海から帰ってきて、川を登り、山に向かうシーンを、テレビなどで見た方も、多いと思います。
実は、それは、
「深海の栄養を、再び陸に運ぶ」
という大事な役目のためなのだそうです。
なるほど…。
そして、ここからが、さらに面白いのですが、そのサケよりも、もっと大事な働きをする、キーパーソンが、いるそうです。
それが、クマなのだそうです。
北海道だと、ヒグマですね。
テレビや映画なので、ヒグマが川で、サケを手で、
バシャ! バシャ!
と跳ね飛ばしているのを、見たことがあると思います。
いつも、不思議に思っていたのですが、自分や子供たちが、食べる分だけだったら、数匹で、いいところを、けっこう無駄に、何十匹も川岸に跳ね飛ばしています。
これは、キツネやタヌキなどの山の小動物たちに、食べさせるためなのだそうです。
彼等は、身体が小さいので、サケが思うように獲れません。
ヒグマは、それを助けていたのだそうです。
クマって、とても大切な存在だったのですね。
それから、キツネやタヌキは、その場で、そのサケの死骸を食べずに、わざわざ、山の上にくわえて持っていき、そこで食べるのだそうです。
その後、山の上で糞をして、雨が降ってきて、地面に流れ込みます。
そして見事に、また最初から、植物の根から吸収され、川から海溝への循環に入るわけです。
なっ、なるほど…。
見事な「超巨大自然循環システム」ですねー。
地球も植物も魚も動物も、無駄なことは、一切やっていなかったのですねー。
子供の頃から、
「なぜ、ヒグマって、無駄にサケを殺しているんだろう?」
と不思議に思っていたのですが、長年の謎が解けて、スッキリしました。
学校では、ここまで深く食物連鎖について、教えてくれなかったなー。
「キツネ」や「タヌキ」→「植物」や「人間」→「海草」や「小魚」→「提灯アンコウ」→「マッコウクジラ」→「サケ」→「ヒグマ」→「キツネ」や「タヌキ」
こういう流れですね。
「栄養」をバトンにした、見事なリレーを、地球規模で、やっていたのですね。
そして、彼らに、このリレーの全ての指令を出しているのが、「ガイアの意識」であり、「神様」なのです。
地球が存在し続けている間は、ずーっと永遠に、「栄養(エネルギー)」は、大自然の中を回転し続けているのです。
これが、「神の愛」です。
何の見返りも求めずに、これだけのことを、太古の昔から、やっていたのです。
そして、これから先も、やってくれるのです。
無償で…
この話、感動しませんか?
昔の人は、こういうことを、当たり前のように、知っていたそうです。
たとえば、昔から、日本では、「榊の葉」を、神棚などに捧げる習慣があります。
これは、「榊(さかき)」という植物が、デリケートで、なかなか育たないからなのだそうです。
日本という土地で、自然循環システムにおいて、「榊の葉」が、一番のシンボルやバロメーターになっていたということです。
つまり、「榊」という植物が、よく育っているということは、
「日本の自然循環システムが、正常に機能していますよ」
という証になるのだそうです。
神主さんなどが、神社に、榊の葉を供えるのは、このことを、「神様」に、報告するためだそうです。
ちなみに、「榊(さかき)」の語源は、もともとは、「神と人の境の木」の意味から、「境木(さかき)」だったそうです。
現在の文字も、そのまま、「神の木」ですね。
昔の人たちは、「榊」を介して、「神様」と対話していたのですね。
昔の人々の知恵って、凄いですねー。
私たちは、太古の昔から現代まで、常に、「ガイアの意識」でもある、「神様」によって、見守られてきていたのです。
さて、私たち3人は、拝殿の前で、こういう話をしながら、くつろいでいたのですが、ここで、不思議な出来事がありました。
どここからともなく、8人くらいの家族連れが、現れたのです。
ワイワイ、ガヤガヤと、おしゃべりしながら、騒がしく、写真を撮ったりしていました。
Sさんは、この家族が、拝殿の鈴を鳴らすのを、確かに聞いたそうです。
ガラガラ
こう鳴ったそうです。
しばらくして、私たちが、振り返ると、そこには、誰もいなかったのです。
しーん
と静まり返った空間が、そこにはありました。
しかも、鳴っていた鈴など、この拝殿には、なかったのです。
「あれっ? さっきの家族連れ、どこに行ったんでしょうね?」
こう言いながら、3人で、いろいろ探したのですが、もはや、気配もありませんでした。
忽然と消えたのです。
「拝殿の中に消えたのかな? 別のパラレルワールドに行ったのかな?」
3人で、こう話しながら、この現象について、
「不思議だねー!」
と話し合いました。
境内には、他にも、御神木がありました。
いい氣が流れているせいだと思いますが、神社の樹木は、大きく成長しているものが、多いですね。
この楠の前でも、記念撮影しました。
「勾玉池」という池もありました。
池の形が、「勾玉」の形なのです。
この池の側に、桜が咲いていました。
「最高の花見ですね~!」
こう言いながら、3人で花見しました。
ここで、参拝した後、私たちは、「伊雑宮」の近辺も散歩しました。
次回に続きます。
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