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紀伊半島ミラクルツアー 7 高天原

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太古の昔における、これらの超超超巨木の謎について、少しづつ考察していきますね。

 

 

これらの切り株について、素朴な疑問です。

 

 

どうやって育ったのか?

 

幹や枝があったならば、その根はどうなっていたのか?

 

花は咲いたのか?

 

種は、どのくらいの大きさで、どういう形だったのか?

 

切り株になる前、その樹木の部分は、どこに行ったのか?

 

そもそも、誰が、どうやって伐ったのか?

 

その目的は、何だったのか?

 

 

こういうことを、わかる範囲で、一緒に、少しづつ考えていきましょう。

 

 


まず、こういう「超超超巨木」は、昔から、「世界樹」と呼ばれていて、世界中に、その神話や伝説あります。


これは、北欧神話における、「ユグドラシル」という世界の中心にあったと言われている大木です。

英語では 、「World tree」、日本語では、「世界樹」や「宇宙樹」と訳されることが多いそうです。

 

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これは、「ミラノ万博」の時のシンボル、「生命の樹」で、高さは、37メートルあるそうです。

これも、「世界樹」ですね。

 

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これは、「大阪万博」の時に、「太陽の塔」の内部に造られた、「生命の樹」です。

これも、「世界樹」ですね。

 

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このように、巨木の神話や伝説は、世界中にあるのです。

 

数年前にも、「ジャックと豆の木」をベースにした内容の映画、「ジャックと天空の巨人」という作品もありましたね。

 

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中国の伝説にも、「扶桑樹」という巨木の話があります。

 

その巨木の生えている土地を、「扶桑国」と呼び、それは、なんと、我が国、「日本」のことだったみたいです。

 

「ウィキペディア」によると、中国においては、「扶桑樹」とは、はるか東海上に立つ、巨木だったそうです。

 

そして、そこから太陽が昇るとされていたようです。

 

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古代、中国などの人々は、不老不死の仙人が棲むという、ユートピア、「仙境=蓬莱山」にあこがれ、さらに、太陽が毎朝、若々しく再生してくるという生命の樹、「扶桑樹」に、あやかろうとしたようです。

 

古代の中国人は、

 

「蓬莱山に棲む仙人のように長生きし、扶桑樹に昇る太陽のように若返りたい」

 

と強く願って、蓬莱山と扶桑樹への憧憬を、つのらせていたそうです。

 

そして、その場所は、「東海の島」だったと言われているのです。

「日本」ですね。

 

 

お隣の中国では、日本のことを、

 

「巨木の国」

 

という表現で、認識していたのです。

 

日本は、まさに、

 

「木の国」

 

だったのです。

 

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中国の古代の地理書、「山海経」には、こう書かれているそうです。

 


東の彼方に扶桑の木があり、
その枝は100万尋(約180万㎞)
太陽が昇る谷を鬱蒼と覆っている

湯谷の上に扶木あり
太陽がひとつ至るやひとつ出てゆく
みな烏に背負われている

 

 

何やら意味深な表現ですね。

これの解釈は、いろいろあるようですが、これは省略します。

 

 

あと、興味深い記述として、

 

「この巨木は、9000年に一度、実をつけて、その実を食べると、9000年生きる」

 

ということが書かれているそうです。

まさに、神仙の樹だったのですね。

 

 

 

「これだけのウルトラ級の巨木だったら、地面の下の根っこは、もっと凄かったのではないか?」

 

という疑問が、すぐに、わいてきたのでですが、この説を唱えている科学者の動画に、興味深い仮説が述べられていました。

 

 

「太古の時代、世界中にあった、「世界樹」の根っこの痕跡が、「洞窟」なんじゃないか?」

 

というのです。

 

 

これは、植物の根のイラストです。

 

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これは、外国にあるどこかの洞窟です。

 

image

 

 

なるほど…、ですね。

 

 

 

ところで、これらの巨木の形は、どいう形だったんでしょうか?

 

おそらく、いろいろな形の巨木があったのだと思います。

現在の地球上にある、巨木だと、どの形が多かったのでしょうか?

 

 

普通に、現在の杉のような形だったかもしれません。

 

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でも、案外、外国にある変わった形の木だったものも、あったかもしれません。

 

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こういう形の超超超巨木に、太古の昔、恐竜たちも、これらの木に登り、枝から枝へ、歩き回っていたのかもしれません。

 

地上では、大きな恐竜たちも、ウルトラサイズの大木に比べたら、小さなトカゲのように見えたのかもしれませんね。

 

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あと、有名な「バベルの塔」などは、もしかしたら、建物を建築したのではなく、「世界樹」のような巨木が、ある時、ボキンと折れて、その「切り株」を、くりぬいたリ、削ったりして、「塔」にしたとも考えられますね。

 

「切り株」を加工した建物に、見えませんか?

 

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いやー!

 

こうやって、いろいろ想像を膨らませると、とても楽しいですね。

 

 

 

さて、我が国では、どうだったのでしょうか?

 

私の古代史を学ぶ基本姿勢として、

 

「全くの荒唐無稽で、バカバカしく、事実ではなかったようなことは、歴史の記録として残りにくい。逆に、何かの記録が、神話や伝承として残っていれば、その中には、必ず事実の一部が含まれている」

 

これを信条にしています。

 

 

ということは…

 

日本にも、「超超超巨木」である、「世界樹」や「扶桑樹」の神話はあるはずなのです。

 

 

しばらく考えたら、思い浮かびました。

 

「高天原」

 

です。

 

 

これについては、具体的な絵などの描写が、ほとんどないので、イメージしにくいのですが、言葉に、そのまま表現されています。

 

「高い天の上にある原っぱ」

 

と書いてあるのです。

 

つまり、よく、描写されている、「アマテラス」や「スサノオ」などが住んでいたという場所は、

 

「雲の上」

 

というよりは、

 

「雲を突き抜けるほど高い、超超超巨木の上にあった、超超超巨大な葉っぱの上」

 

に住んでいたのではないでしょうか?

 

日本の神々は、「扶桑樹」と呼ばれていた巨木の上に、原っぱのようにデカイ、超超超巨大な葉っぱの上を、歩いたり、飛び回って、生活していたと考えられませんか?

 

 

 

だとしたら、それまで、なんとなく、抽象的で、ボヤッ…としたようなイメージだった神々の世界が、急に具体的で、身近に感じてきますね。

 

 

こういう世界は、「超超超巨大な葉っぱの上」だったのかもしれません。

 

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そして、ある時期に、その原っぱの上で、生活してた神々の一部が、地上に降りてきたのだと思います。

 

それが、「天孫降臨」です。

 

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見てください!

 

宮崎県の「高千穂」の地形です。

 

ここも間違いなく、「超超超巨木」である、「扶桑樹」があり、その上の「高天原」に、神々が住んでいたのだと思います。

 

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もちろん、紀伊半島の「熊野」でも、日本中のたくさんの土地で、同じような出来事があったのだと思います。

 

「扶桑樹」は、太古の時代、日本中に、たくさんあり、その巨木の上の全てに、神々が住んでいたのだと思います。

 

 

これに気が付いたのは、先月だったのですが、

 

「うわーーー!!!」

 

と叫んで、大感動で、一人で、ブルブル震えてしまいました。

 

もちろん、学問的には、「仮説」の段階ですが、その時、私の脳内では、具体的なイメージが、湧き上がってきて、その場面が、リアルに感じられたのです。

 

 

「高天原」や「天孫降臨」の神話は、高次元や異次元の話ではなく、この世界で起こっていた、現実レベルでの出来事だった可能性が、出てきたということです!

 

これは、もう、今までの古代史が、ひっくり返りますね~!

 

ワクワクしてきますね~!

 

 

 

次回、「紀伊半島ミラクルツアー」、大感動のフィナーレです。

 

 

 

 

 

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