7月27日(水)は、九州の旅の最終日でした。
宮崎市内のホテルに、原田さんという方が迎えに来てくれました。
前日に、初めてお会いしたのに、翌日に、車で一日中案内してくれたのです。
地元の方で、車を運転していただける方がいると、とても助かります。
原田さんは、私と同じ世代なので、話題も合って、とても楽しいドライブになりました。
車内では、「ゴダイゴ」のアルバムを聴きながら、いろいろな会話をしました。
「ガンダーラ」などを聴きながら、宮崎県の海岸沿いをドライブすると、不思議な気持ちになりました。
実は、私の両親は、沖縄で結婚したのですが、新婚旅行は、宮崎県だったのです。
当時は、沖縄は、アメリカの占領下だったので、宮崎県まで行くには、パスポートが必要だったみたいです。
「お父さんとお母さん、若い頃、ここでデートしていんだな…」
こう思ったら、また不思議な気持ちになりました。
宮崎県は、私が生まれる前に、両親が愛を育んだ土地でもあるんですね。
日南市に近づくにつれて、海岸沿いが、どんどん不思議な形になっていくのがわかりました。
「鬼の洗濯板」と呼ばれている波状岩が、8キロくらいのエリアに、広がっていました。
トイレ休憩を兼ねて、「堀切峠」という所から、1キロくらいの場所、「道の駅フェニックス」という所で、いったん休憩しました。
ここからは、絶景が見渡せます。
私は、ここも、太古の時代には、「世界樹(扶桑樹)」があった場所だと思います。
この形状は、超巨木の化石なのです。
展望デッキで、記念撮影しました。
日南市では、10年以上ぶりに会う方と、待ち合わしていました。
木澤さんという方です。
日南市のほぼ中央部の海岸近くにある、「駒宮神社」で、待ち合わせをしました。
木澤さんが到着するまでの間、原田さんと二人で、この神社で参拝しました。
それほど大きな神社でもなく、観光名所として広く知られているわけでもないのですが、地元では、広く信仰を集め、人々からは、親しみを込めて、「駒宮さん」と呼ばれているそうです。
「神武天皇」を祀る神社でもあり、創建は、「文武天皇」の時代だそうです。
また、「神倭伊波礼毘古命(後の神武天皇)」が、「吾平津姫」を妃に迎えた後、「愛馬龍石号」とともに住んだ、「少宮跡」だそうです。
「少宮跡」は、「しょうぐうし」と読み、
「神倭伊波礼毘古命が、少年期を過ごした宮の跡」
という意味だそうです。
「駒宮神社」には、少年期の「神倭伊波礼毘古命」に関する伝説も、残っているそうです。
「日向国神祇史」という書物には、
「神倭伊波礼毘古命が、舟釣りをしていると、龍神が現れ、龍石という龍馬を賜った。伊波礼毘古命は度々、この龍馬に乗って鵜戸神宮の父君に会いに行った」
こういう内容が書かれているそうです。
とても興味深いですね~!
拝殿で参拝しました。
それから、境内を散歩しました。
「神武天皇」の他にも、いろいろな神様が祀られていました。
それから、しばらくしてから、木澤さんが到着しました。
パートナーの方と一緒でした。
原田さんの友人の方も到着して、この日は、ランチの後、合計5人での旅になりました。
皆で、おしゃべりしながら、奥の院のような所にも行きました。
本殿の背後にある山は、長田山と云われ、石段を登ってゆくと、「陰陽石」という石も、置かれていました。
「八角形」の石柱に囲まれていました。
「イナンナ」ですね。
それから、この石の後ろに、「神武天皇」が、「鉾」を納めたと伝わる御鉾の大岩がありました。
この岩は、高さ約8m、横幅5mの巨大な岩でした。
写真では、わかりにくいかもしれませんが、凄い存在感です。
これが、その「鉾」のレプリカだと思います。
先端が、三つに分かれていますね。
これは、「ポセイドン」です。
ギリシャ神話に出てくる、「海の神様」ですね。
私は、この神様は、「エンキ」だと思っています。
「トリアイナ」という、先端が三つに分かれた、「三叉槍」を持っています。
ここに、「海の神様」であり、西洋では、「ポセイドン」と呼ばれた、「エンキ」が、来ていたということですね。
これも、「ポセイドン」の絵です。
「この岩自体が、もしかしたら、太古の昔、エンキの乗っていた、スペースシップが、古くなって、化石化したものなんじゃないかな?」
こういう空想をしながら、この岩を眺めました。
これは、岐阜県の位山にある、「エンキ」だと思われる像です。
いわゆる、「龍神様」ですね。
この像の横には、「龍神様」である、「エンキ」が乗ってきたと思われる、UFOのようなオブジェも、置かれているみたいです。
日本では、「宇賀神」とも呼ばれていますが、この神様も、「エンキ」です。
「駒宮神社」で参拝した後、皆で、ランチを食べに行きました。
美味しい食事を、皆で、楽しく食べるのは、最高の時間です。
木澤さんとは、昔話に花が咲きました。
それから、車3台で、木澤さんのおススメの神社に向かいました。
「潮嶽神社」という神社でした。
境内は、こじんまりして、小さな神社でした。
古いデザインですが、これこそ、純日本風の神社といえるのかもしれません。
ここは、全国でも、唯一、「海幸山幸」の物語に登場する、「海幸彦」を祀っているそうです。
「山幸彦」のほうは、けっこうあるそうなのですが、「海幸彦」は、ここだけなのだそうです。
下記が、二人の兄弟の物語です。
※※※※※※※※※※※
「山幸彦と海幸彦」
宮崎には、天孫降臨の神話があり、昔、ニニギノミコトという神様が、天にある神様の国から、地上に降りてきたといわれています。
このニニギノミコトは、コノハナサクヤヒメという美しい女性と出会い、結婚しました。
二人の子どもとして生まれたのが、ホデリノミコト、海幸彦、ヒコホホデミノミコト、山幸彦たちです。
兄の海幸彦は、海で魚釣りをして、弟の山幸彦は、山で狩りをして暮していました。
あるとき、おたがいの仕事を、取りかえてみたところ、山幸彦は、海幸彦から借りた釣りバリを、なくしてしまいました。
海幸彦に、たいそう怒られた山幸彦は、途方にくれて、海の神様であるワタツミの宮殿を、訪ねることにしました。
ここで山幸彦は、海の神様の娘トヨタマヒメと出会い、二人は恋に落ちて、結婚しました。
海の神様の宮殿に暮して3年、なくした釣りバリも見つかり、山幸彦は、故郷に帰ることにしました。
山幸彦が帰り着いたのが、宮崎市の青島といわれています。
海の神様は、山幸彦が釣りバリを返すとき、海幸彦が貧乏になるような呪文のかけ方を、教えました。
海幸彦は、本当に貧乏になってしまい、怒って、山幸彦を攻めてきました。
山幸彦は、海の神様からもらった、2つの珠を使って、まず洪水を起こし、海幸彦をおぼれさせ、海幸彦が降参すると、洪水を止めて助けました。
それ以降、海幸彦は、山幸彦の家来になったということです。
洪水が起きたとき、海幸彦は、磐船という船に乗って、波間をただよい、流れ着いた先が、日南市北郷町といわれており、日南市北郷町には、海幸彦を主祭神として祀る、全国唯一の神社といわれる、潮嶽神社があります。
その後、山幸彦は、天皇家の祖となり、海幸彦は、隼人族の祖となったといわれています。
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とても興味深い神話ですね。
私が、面白いと思ったのは、この時代から、「洪水を起こす武器」のようなものがあったという話です。
気象や地震などの兵器は、最近では、人間が使っていますが、この時期に、神々が使っていたという話があるのが、興味深いのです。
あとは、いろいろな解釈もありますが、「ワタツミ」という海の神様が、「ワニ」のような姿で、いわゆる、「レプティリアン(爬虫類人)」という宇宙人だったとも言われています。
これの記述もあることです。
この時代に、やはり、そういう姿の宇宙人がいたのだと思います。
そして、その宇宙人と結婚した山幸彦の子孫が、現在の天皇家だとすると、やはり、天皇家は、龍族だということですね。
この話で、他のことにも、気が付いた方も多いと思います。
この仲が悪く、兄弟喧嘩をする神話の原点が、やはり、「シュメール神話に登場します。
そうです。
「エンリル」と「エンキ」です。
「エンリル」=「表の王様」=「空と陸の王様」
「エンキ」=「裏の王様」=「海と地底の王様」
太古の昔に、地球には、こういう二人の王様が、ある時期から支配者として君臨したようです。
詳しいことは、今回は省略しますね。
左の人間の姿の宇宙人が、「エンリル」です。
右の下半身がヘビの姿の宇宙人が、「エンキ」です。
この絵でも、喧嘩していますね。
当時、「エンリル」のほうが、父親である「アヌ王」から、「エデンの園」と言われている場所で、「アダムとイブ」の管理を任されていたようなのです。
「エンキ」のこの行為に対して、「エンリル」が激怒したようです。
それで、「アダムとイブ」を、エデンの園から、追い出したようです。
「追い出した神」が、「エンリル」です。
その頃から、人間の姿をした「エンリル」という宇宙人が、半分ヘビの姿をした「エンキ」という宇宙人を、「悪魔」にしたそうです。
つまり、聖書に出てくる「神」は、「エンリル」で、「悪魔」が、「エンキ」ということです。
「エンリル」の価値観に合わない「エンキ」を、悪者にしたということです。
真ん中の木に巻き付いているのが、「エンキ」です。
「蛇(龍)」の神様です。
「アダムとイブ」に、知恵の実を勧めている場面です。
「アダムとイブ」の10代目の子孫である、「ノア」の時代に、二人の喧嘩が、一度頂点に達するみたいです。
「エンリル」は、自分たちの姿に似ていながら、中途半端に知恵をつけた人間たちを、嫌悪していたそうです。
天変地異を起こし、人間たちを、全員殺そうとしたようです。
それが、「ノアの大洪水」の話です。
しかし、結果的には、「エンキ」が、「ノア」を含む、一部の人間たちを助けたみたいです。
ここでも、「洪水」が出てきますね。
ちょっとわかりにくいですが、部屋の中央に祭司のような男性がいて、いくつかの場所に、煙のようなものが、もくもくと上がっています。
その小さな「炎」が、「アヌ王(天神アン)」だそうです。
それから、左側に飾ってあるシンボルが、「ライオン」で、「エンリル」の象徴です。
これが、有名な「片目」のシンボルです。
「エンリル」=「目に見える存在」=「ライオン」
「エンキ」=「目に見えない存在」=「プロビデンスの目」
こういう「陽」と「陰」の関係が、「エンリル」と「エンキ」の関係だったようです。
「エジプトのスフィンクスが、狛犬の原点だという話を聞いたけど、どうして、二体じゃないんだろう? どうして、一体だけなんだろう?」
という疑問が、わいてきました。
「スフィンクス」も、「ライオン」で、「エンリル」の象徴であれば、どこかに、「プロビデンスの目」を象徴する建造物が、建っていてもいいはずです。
いろいろ考えているうちに、またまた閃きました!
「角度が、違うんじゃないかな?」
そこで、いろいろな画像を見ているうちに、わかりました。
「ミトラ教」の地下神殿と同じですね。
左側が、「ライオン」で、右側に、「プロビデンスの目」の象徴でもある、三角形の「ピラミッド」が建っています。
エジプトのピラミッドは、この角度から見るのが、もしかしたら、正式な見方かもしれません。
ちなみに、「隼(ハヤブサ)」の目は、こんなかんじです。
まさに、「ホルスの目(プロビデンスの目」ですね。
この神社は、「海幸彦」を祀った神社でもありますが、その歴史を、究極まで辿ると、シュメール神話の「エンキ」になります。
この「目」のようなシンボルは、人間の脳の中の「松果体」も、表しているそうです。
まさに、人間にとって、霊力の根源が、「ホルスの目」なのですね。
私たち人間は、太古の昔、全員、「エンキ」の遺伝子操作で創られたとも言われています。
太古の昔、九州地方に、「エンキ=ホルス=海幸彦」が来ていたのです。
前回の記事で紹介した、「西都原古墳群」の中の「男狭穂塚・女狭穂塚」の形にも似ていますね。
う~ん、九州地方は、まだまだ、奥深い歴史が隠されているようですね。
いろいろな疑問や興味が、またまた、たくさん湧いてきました。
今年中に、再調査に行きますね。
次回に続きます。
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