都内にある、「王子神社」にも、立ち寄りました。
文字通り、「王子たちの神社」ですね。
おそらく、「イザナギ」と「イザナミ」の子孫である、99人の王子のグループが、関東で拠点をつくった場所だと思います。
拝殿です。
「三つ巴」ですね。
「土俵」の跡のようなものもありました。
摂社に祀られている神様は、おそらく、本当の正体は、
「神の中の始祖であり、天地開闢の神、イザナギとイザナミ」
というのが、真実だと思います。
埼玉県日高市の「高麗川神社」にも、行って来ました。
拝殿です。
境内には、大きな御神木がありました。
その御神木の根元には、小さな祠が、置かれていました。
「丹生宮」と書かれていますね。
この土地も、「天照派」の拠点だったみたいですね。
近くには、「野々宮神社」もありました。
屋根には、「三つ巴」がありました。
さららに、その近くには、「熊野神社」もありました。
中を覗くと、「三つの扉」のある祠がありました。
屋根には、「三つ巴」もありました。
境内には、こういう祠もありました。
名前も書かれていませんが、この半分、扉が開いている祠は、「天の岩戸開き」の意味だと思います。
関東においては、「天照派」が、「黒潮ロード」に乗って、小舟で漂着した場所が、
「千葉県」&「茨城県」&「神奈川県」&「東京都」
主に、この4ヵ所だったようです。
それから、「埼玉県」を通って、北関方面の「群馬県」と「栃木県」に向かったのが、大きな流れだったようです。
京都の「丹後」から始まり、関西を経由して、和歌山県の「熊野」から、小舟で、「東日本」を目指した「天照派」のグループの主なルートを、シンプルに書くと、赤線のようなルートになります。
さらに、特筆すべきことがあります。
私は、「補陀落渡海」を調べていて、
「九十九里浜のあたりから、日光まで歩いて移動した時は、大変な道のりだったに違いない」
と思っていたのですが、実際には、小舟で、流れに逆らいながらも、上流へと向かうことができたようです。
もしかしたら、追い風の時には、とても楽に行けたかもしれません。
現在の千葉県銚子市のあたりから、栃木県日光市まで、古代においては、「香取浦」という大きな湾と無数の川があり、なんと、太平洋から、「日光」のあたりまでは、「鬼怒川」を使って、舟で一気に行くことができたようです。
1000年前の想像図だそうです。
なるほど…、ですね。
「補陀落渡海」の僧たちが、後に、「補陀落寺」や「雷神神社」や「熊野神社」などを建てた場所は、この川沿いが多いですね。
こうやって、地形で推測すると、かなり正確な歴史が、把握できますね。
そして、「補陀落渡海」のグループは、いったん、栃木県の辺りで落ち着き、定住したようです。
その中の一部は、さらに、北上して、現在の「東北地方」に向かったようですね。
先月、宇都宮市にも、「補陀落渡海」の痕跡を探しに行きました。
「雷電神社」という名前の神社は、群馬県に一番多いようですが、栃木県にも、いくつかあります。
気が付いたのですが、「宇都宮」という地名を分解すると、「宇」+「都」+「宮」なので、
「宇宙から来た、三十八の子供の中の三十八」
という意味になりますね。
「男の中の男」というニュアンスかな?
「宇宙から来た、正真正銘の三十八人の子供の子孫が住んでいる土地」
こういう意味かもしれませんね。
栃木県宇都宮市平出町にある、「平出雷電神社」にも行ってきました。
拝殿で参拝しました。
宇都宮市内には、他にも、「雷電神社」がありました。
場所は、細谷町です。
小さな神社ですが、境内には、とても良い氣が充満していました。
この文字を見ただけで、感動しました。
宇都宮市内をまわっていたら、この神社の名前が、目に飛び込んできました。
「二荒山神社」
ビックリしました。
以前に、ネットで調べた時に、名前だけは知っていたのですが、まさか、その神社が、ここにあるとは思っていなかったのです。
「二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ)」と発音するそうです。
もうわかりましたね。
「補陀洛山寺(ふだらくさんじ)」=「二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ)」
こうなるのです。
この神社は、和歌山県の「補陀洛山寺」と、完全に繋がっているのです。
つまり、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の「補陀洛山寺」の僧侶たちは、小舟で、「黒潮ロード」を渡って来て、関東の地へ上陸した後、栃木県宇都宮市にある、「二荒山神社」にも、辿り着いたということです。
「熊野 補陀洛山寺」=「宇都宮 二荒山神社」=「日光 二荒山神社」
一説によると、「日光」という名前は、弘法大師空海が、この地を訪れた際に、「二荒」を、「にこう」と読み、「日光」の字を当て、この地の名前にしたとも言われています。
「補陀洛」→「二荒」→「日光」
こうなったそうです。
和歌山県の「補陀落山寺」、それから、栃木県の二つの「二荒山神社」が、見事に繋がりましたね。
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