ここまでの重要なキーワードを、まとめておきますね。
なお、今回の沖縄ツアーに関係ありそうなものだけに、絞りました。
「アヌ王」=「神武天皇」=「神武派」=「武闘派」
「エンリル」=「地球の表の王」=「ヤハウェ」=「神武派」=「武闘派」
「エンキ」=「地球の裏の王」=「宇賀神」=「龍神様」=「イザナギ」
「ニンフルサグ」=「二人の兄弟の妹」=「イザナミ」
「イザナギ」と「イザナミ」=「宇宙の源から地球にやってきた、ツインレイの男女」
天皇家の始祖=「大丹生(おおにゅう)家」=「三つ巴」と「菊花紋」のシンボルマーク
その子供の数=「三十八」=「天照派」=「穏健派」
その子供たちの拠点だった場所=「都」=「宮」=「三(み)+八(や)+子(こ)」=「三十八の子」
同じく、その子供たちの拠点だった土地の名前=「三重県員弁(いなべ)」=「忌部(いんべ)」
さらに、別の拠点=奈良県吉野=「金峯山」
絶対平和主義=「天照派」=「チベット」=「シャンバラ」=「琉球」
「三つ巴」のシンボルマーク=「三つの石」==「三つの扉」=「植物」と「動物」と「人間」の調和
「補陀落」=「常世信仰」=「ポターラカ(ポタラ宮殿)」=「理想郷」=「ニライカナイ」
これらを、キーワードにしながら、名探偵になった気分で、一緒に、沖縄の裏の古代史を探っていきましょう!
ここで、知らない方のために、沖縄の「ニライカナイ」のことも、説明しておきます。
ネットで検索すると、だいたい、こういう説明です。
この他にも、ユニークな解釈では、
「ネガイカナイ」
というのもあります。
つまり、「願いが叶う世界」という意味だというのです。
「どんな夢でも、実現する世界」ということですね。
一言で簡単にいうと、「ユートピア」だということです。
「補陀落渡海」をネットで調べると、あるサイトに、面白いことが書かれていました。
だいたい、こういう内容です。
「補陀落渡海をやった僧の中には、黒潮の流れに逆らい、沖縄にまで辿り着いた渡海上人がいた。その僧は、16世紀に、補陀落渡海を試み、沖縄県金武村の近くの海岸に漂着した、日秀上人である。熊野の那智の浜を旅立ち、1100キロ彼方の沖縄に辿り着いた時は、デイゴの花咲くこの地こそ、観音浄土だと思った事だろう。その後、当地に、補陀落院観音寺を建立し、那覇市にある琉球八社の一つ、波上宮なども再興し、精力的に熊野信仰を広げた」
ほとんどの「補陀落渡海」には、その後の僧たちの生死に関する記録は、ありません。
「死んだ」という記録もなければ、「生きていた」という記録もないのです。
しかし、この「日秀上人」だけは例外で、「生きていた」という記録が、正確に残っている唯一の人物なのです。
調べていて、他にも、面白いことに気がつきました。
あるサイトに、当時の琉球王国の王様だった、「中山王」も、これに関わっていたと書かれていたのです。
「開山日秀上人行状記」という書物に、その記録が残っているそうです。
だいたい、こういう内容です。
ある晩、中山王(琉球国王)が夢で、東北の方から大いなる聖人が、沓に乗って来たのを見た。
そして、これが、無碍大悲(観音)の化身であることを知った。
そこで、勅を、津・湊に下し、待つこと久しかったが、ある日、異相の僧が一葉に乗って来た。
舟の中を見てみると、ただ三衣一鉢がああるのみであった。
宮中に奏上して、日秀を入内させた。
日秀が渡琉した年について、永禄・元亀年間(1558~73)説、嘉靖元年(1522)説、永禄元年(1558)説があり、碑銘などから嘉靖元年(1522)から嘉靖18年(1539)まで滞琉し、同19年(1540)か同20年(1541)に、薩摩に渡ったとみられている。
実は、この王様は、私の父方の先祖なのです。
なんと、私の御先祖様も、「補陀落渡海」に関わっていたのです。
この王様が、「日秀上人」が、小舟で琉球にやってくるのを、予知夢で知っていたというのが、興味深いですね。
そして、その後、この僧を、サポートしていたというのです。
この王様は、「羽衣伝説」とも関わっているそうです。
母親が、天女だったという伝説もあるのです。
まさに、「天照派」ですね。
面白い縁ですね。
今年になってからの「補陀落渡海」を探る旅は、やはり、先祖からの導きだったのですね。
さらに、「日秀上人」の名前の漢字を分解すると、
「日」+「禾(設計)」+「乃」+「上(かみ)」+「人」
こうなります。
「太陽からやってきた、人を設計した神」
つまり、「イザナギ」と「イザナミ」で、これも、「アマテラスオオミカミ」の意味になります。
「天照派」だったということです。
神界から、神々が遣わせた神人だったのかもしれません。
そして、「日秀上人」の建てたお寺が、現在でも、沖縄県の金武町にあるということも、知りました。
これらの歴史を知ったのは、本当に最近なのですが、今回の帰郷の一番の目的になりました。
「補陀落渡海」の沖縄編を探るのが、この旅のメインテーマだったのです。
3月6日(火)に、沖縄の友人たちに声をかけて、皆で、「金武観音寺」に向かいました。
見えてきました。
皆で、入口で、記念撮影しました。
いよいよ、沖縄ツアーの本格的な始まりです。
「高野山真言宗 金峯山 金武観音寺」
これが、このお寺の正式名称だそうです。
山号が、「金峯山」ですね。
ハイ!
奈良県の「金峯神社」です。
この神社と深い関係にあるということが、わかりますね。
つまり、「金武町」という名前は、ここから来ていたのです。
思い出してください。
「天照派」の重要拠点が、「金峯神社」だったのです。
「奈良県の金峰神社」 ⇒ 「沖縄県の金峯山 金武観音寺」
この二つが、見事に繋がりましたね~!
本堂の前で、記念撮影しました。
沖縄戦で、ほとんどの神社と寺が、全焼したのですが、なぜか、この寺だけが無傷だったそうです。
これも、不思議ですね。
境内には、石像もありました。
私には、父親の「イザナギ」に見えました。
これは、母親である、「イザナミ」、それから、長男と長女、「別雷尊」と「玉依姫」に見えました。
本堂の中には、三体の仏像がありました。
これは、おそらく、
「植物」-「動物」-「人間」
この三つの存在を、表現しているのだと思います。
「三つ巴」もありました。
これらの意味が、わかりますか?
和歌山県の熊野から、1100キロくらい離れた沖縄に、「天照派」の「熊野信仰」が、ちゃんと根付いていたのです。
それまでの沖縄にも、自然崇拝や先祖崇拝、それから、民間信仰はありました。
しかし、人の生き方を説くような、本格的な仏教や密教、それから、神道は、この町、金武から始まったのだと思います。
境内を歩きながら、とても歴史の伊吹を感じました。
本堂の横には、地下に降りていく、洞窟もあります。
この中に、日秀上人の開いた、「金武宮」があるのです。
中は、不思議な感じの空間です。
鍾乳洞です。
祠がありました。
これを読んで、大感動しました~!
皆で、さらに地下深くまで、降りていきました。
子供の頃に、探偵ゴッコをやった時のような童心に返り、ワクワクしました。
「もしかしたら、この先には、秘密の通路があって、地下帝国である、シャンバラまで、繋がっているんじゃないかな?」
こう思ったら、さらに、ドキドキしました。
このお寺を見学した後は、ここから近くにあるビーチに向かいました。
車で10分くらいの距離ですが、「金武町」のある太平洋側ではなく、反対の東シナ海側です。
私が子供の頃は、よく、ここで海水浴をした記憶があるのですが、現在は、ビーチは閉鎖していました。
ここです。
「いんぶビーチ」の跡です。
現在は、入口は、廃墟のようになっていました。
どうして、ここを訪れたか、もうわかりましたね。
そうです。
三重県いなべ市を拠点にして、四国の徳島県に隠れていた、「忌部氏」の一族が、ここに、辿り着いていたのです。
この土地は、昔は、「いんぶ村」という名前だったそうです。
生粋の日本人であり、「天照派」の中心的な位置づけのグループだと思います。
「そうか… 子供の頃、どうして、こういう名前のビーチなんだろう? こう思っていたのだが、そういう歴史があったんだな…」
しみじみと、こう思いました。
まさに、この土地は、平和を愛し、「常世信仰」、つまり、「補陀落信仰」をもっていた、「天照派」の理想郷だったのです。
近くには、昔からの有名なビーチ、「ホテルムーンビーチ」や「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」、それから、「サンマリーナホテル」もあります。
ちなみに、私は、学生時代、「サンマリーナホテル」で、アルバイトをやっていました。
このエリアは、西日本の土地で、長い長い弾圧の時代をくぐり抜けて、やっとたどり着いた、「天照派」にとっての本当の「ニライカナイ(理想郷)」だったのですね。
う~ん、沖縄の恩納村に、これほど奥深い歴史があったとは…
こう考えながら、この海辺の景色を見ていたら、また、目が涙で、ウルウルとしてきました。
皆で、また記念撮影しました。
この後、有名なドライブインで、食事しました。
いろいろな話題が、次から次へと飛び出し、最高に楽しい時間でした。
ちなみに、ここのスープ、とても美味しいです。
ここから、近くの所に、「読谷(よみたん)村」や「北谷(ちゃたん)町」があるのですが、実は、「イザナギ」と「イザナミ」の38人の子孫である、「大丹生」や「丹生」の文字、「丹」は、長い歴史の中で、いつの間にか、「谷」という文字にもなったそうです。
だから、「谷」の文字で、「たん」と読むのは、「天照派」の拠点だった土地なのです。
「沖縄ニライカナイツアー」、まだまだ続きます。
次回も、お楽しみに!
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