沖縄旅行では、「菩提樹苑」という所にも行きました。
場所は、糸満市米須という所です。
有名な「平和記念公園」の近くです。
「魂魄之塔」という塔が目印です。
この塔の斜め向かいに、小さなハウスが立っています。
ここが、その場所なのです。
ハウスの前で、記念撮影です。
いろいろなメッセージも、刻まれていました。
そして、ここには、ハウスの中に、ある樹が植えられているのです。
その樹は、なんと、ブッダが悟りを開いたとされる、「聖なる菩提樹」の分け木なのです!
「沖縄菩提樹苑」には、本物の菩提樹の樹があるのです。
これも、今回の沖縄旅行で、初めて知りました。
この「聖なる菩提樹」の分け木は、紀元前3世紀に、アショカ王の皇女であった、「サンガミッタ」によって、「ブッダガヤ」から「スリランカ」に持ち出された以降、なかったそうです。
ここでも、「スリランカ」が、登場しましたね。
思い出してください、この世界の理想郷である、「補陀落浄土」の候補地の一つが、「スリランカ」だったことを…
本場の「インド」以外で、本物の菩提樹があるのは、「スリランカ」と「沖縄」だけなのだそうです。
ここは、「沖縄戦戦没者の御霊を慰めるため」という目的で、インド大菩提協会サラナトセンターの許可を受けて、平成17(2005)年に3本の分け木が、沖縄へとやってきたそうです。
目の前に、世界中の水が、置かれていたのですが、その中の一つのボトルのラベルを見て、驚きました。
見てください、左から二つ目を!
「ポタラ宮」と書かれています。
そこから、持ってきた水なんですね~!
「補陀落」の語源、古代サンスクリット語の「ポータラカ(浄土)」ですね。
ここにも、「補陀落渡海」が、出てきました。
また、このハウスができた後に、「ダライ・ラマ14世」が、沖縄を訪問したことがあったそうです。
それを記念して、「ダライ・ラマ14世来沖縄記念館」とも、呼ばれているそうです。
このハウスを見学した後、ここの敷地内に、木製のテーブルと椅子があったので、ツアーの参加者たちと、いろいろなことを、語りました。
その中で、特に、語り合ったのが、「聖人」についてでした。
「聖人」というのには、いろいろな定義があると思います。
一つ目です。
ある漫画に書かれていた話です。
その作品の中で、主人公の男の子が、先輩のような男の人と、問答するシーンがありました。
主人公の男の子:「聖人とは、どういう人のことを、言うのですか?」
先輩の男の人:「どんな状況でも、決して、怒ったりもせず、何をされても無抵抗で、相手に、反撃や復讐をしない人のことだよ」
主人公の男の子:「そんなことが、可能なのでしょうか? それじゃあ、自分の家族が、目の前で、悪人に襲われても、そういう態度を、つらぬくということですか?」
先輩の男の人:「そうだ。そういうことだ」
主人公の男の子:「それは、現実的に無理なのではないですか? そんなことは、不可能だと思います」
先輩の男の人:「そのとおりだ。君の言うとおりだ。だから、古今東西、世界中の聖人には、必ず、屈強な護衛が、その聖人の身辺にいて、聖人を護っているのだ」
主人公の男の子:「なるほど…、そういう理屈なんですね…」
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