沖縄に滞在中、「沖宮」にも行きました。
ここは、友人の北西さんがいる神社ですが、北西さんから、
「3月7日(水)に、沖宮で、お祭りがあるので、よかったら、遊びにきませんか?」
と言われたので、さっそく、友人たちを誘って、参拝に行きました。
あとで、調べたら、「二十日正月(ハチカソーグヮチ)」というお祭りでした。
朝から、友人と一緒に、「沖宮」に向かいました。
場所は、那覇市の奥武山公園内にあるのですが、駐車場のゲートで、
「沖宮に参拝に来ました」
と、守衛さんに告げると、そのまま、車で、近くまで行けます。
入口の近くの駐車場に駐車して、徒歩で向かうと、遠くて大変です。
着きました。
鳥居の前で、さっそく、いつもの記念撮影です。
拝殿の前でも、パチリ。
「三つの扉」がありますね。
ここでも、不思議な御縁がありました。
なんと、「日秀上人」の絵本を書いている方とも、お会いすることもできました。
大切なことだと思うので、ここで、再度書いておきます。
宇宙考古学や古代史の最近の流行として、
「共通項を探す」
という動きがあります。
数学でいえば、それまで、「違い」を探して、どんどん、「展開」していった流れから、現在は、「共通項」を探して、「因数分解」するような作業に、流れが変わっているのです。
時代や土地、それから、神話や伝説、また、人間と神々など、時空間や存在に関わらず、「似たような人生」、「似たような名前」、「似たようなシンボルマーク」、「似たような服装」など、どこかが似通っていたら、それらの複数の人物たちは、とりあず、「同じ魂のグループ」、もしくは、「生まれ変わり」だと見なすのです。
このやり方だと、面白いことがわかったり、意外な事実に気が付いたりして、最高に面白い作業になります。
たとえば、事実かどうかは、とりあず横に置いて、一般的な伝承によれば、「キリスト」は、「馬小屋」で生まれたと言われています。
同様に、「聖徳太子」も、「馬小屋」の近くで、生まれたと言われています。
だから、別名では、「厩戸皇子」とも、呼ばれていますね。
このことから、
「キリストと聖徳太子は、同じ魂の生まれ変わり、もしくは、同じソウルグループのメンバーだった可能性がある」
こういう仮説が成り立つのです。
「キリスト」=「聖徳太子」
だということです。
他にも、こういうものもあります。
ロシア正教の宗教画には、「キリスト」が、不思議なハンドサインをして描かれているものがあります。
そして、京都の広隆寺にある、「弥勒菩薩半跏思惟像」も、同じようなハンドサインで、彫られています。
よく見ると、この二人の人物の指の形が、同じですね。
このことから、
「キリストと弥勒菩薩も、同じ魂の生まれ変わり、もしくは、同じソウルグループのメンバーだった可能性がある」
こういう仮説も、また成り立つのです。
「キリスト」=「弥勒菩薩」
だということです。
これらを、合わせると、
「キリスト」=「聖徳太子」=「弥勒菩薩」
こうなるのです。
いつの時代でも、画家や彫刻家が、いろいろな作品を作るのですが、意識しているか無意識かに関わらず、天界の神々が、未来の人々に、いつの日か、神の世界のカラクリを、解き明かしてくれる日のために、暗号のように、様々な仕掛けをしていたということです。
さて、旅行記に話を戻します。
お祭りが始まりました。
拝殿の裏側に、小さな丘のような高台があり、そこを、皆で、階段を登って行きました。
最初に、神様に捧げる祭事を行いました。
本土では、「獅子舞」ですが、沖縄的な表現をすると、「シーサー舞」かな?
左側の二人のお婆ちゃんたちは、90歳以上になる、沖縄の「ノロ(巫女さん)」だそうです。
「アヌンナキ」の一族の表の王様、「エンリル」が「赤鬼」で、「エンキ」が「青鬼」になるのですが、このシーサーは、「赤鬼」と「青鬼」が融合した色である、「緑色」になっているのが、興味深いです。
「エンリル&エンキ」のシーサーですね。
「陰と陽」の統合ですね。
琉装をした、3人の女性も登場して、踊り始めました。
「三人の女性」というと、私は、すぐに、「宗像三女神」を思い出します。
一説によると、実は、この三人の女性神も、
「植物」-「動物」-「人間」
この三つの存在のシンボルなのだそうです。
ここで、真打の登場です。
沖縄では、有名な神様、「ミロク神」です。
この神様は、「ニライカナイ(補陀落浄土)」から、やってくると言われている神様です。
沖縄の救世主伝説のような存在なのですが、この神様の正体が、「ミロク菩薩」だと言われています。
名前の音も似ていますね。
相撲の行司さんが持つような物を、持っていますね。
そして、よく見ると、「日」と「月」が描かれています。
「日」と「月」は、「日食」のシンボルでしたね。
「いったん、闇に隠れて、それから、再度、光の世界を復活させる」
と言う意味ですね。
「アマテラスオオミカミ」のシンボルですね。
ここでも、「天照派」の垣間見えました。
祭りのクライマックスでは、主催者や参加者、それから、「シーサー」、三人の女性」、「ミロク神」など、皆で、入り乱れて、カチャーシーを踊りました。
楽しいお祭りでした。
「ミロク神」の顔を、よく見てください。
これは、別の祭りの写真ですが、普通の人よりも、「耳」と「口」が大きいかんじがしませんか?
古代において、政治をする役人たちは、
「よく聴いてから、口に出す」
つまり、
「相手の主張を、十分に聴いてから、自分の主張を、大きな声で、皆に聞こえるように、口にだす」
こういう姿勢が、尊ばれたそうです。
だから、「目」や「鼻」も大きいけど、「口」は、特に大きく、「耳」は、さらに、巨大である。
こういう顔が、「いい政治家」のシンボルになっていた時代があったそうです。
特に、それは、外交の仕事をする、現代風の表現だと、「外務大臣」の地位の役人には、この姿勢が、求められたそうです。
そのシンボルが、現代では、日本の「菊花紋」になっているそうです。
「菊(聴く)」
この意味も、込められているのだそうです。
これは、外交だけでなく、全ての人間関係に言えることですね。
相手の主張や意見を、「よく聴く」という姿勢が、交渉や外交において、最重要なのです。
勘の良い方は、そろそろ、気が付きましたね。
そうです。
相手の主張を、よく聞いてから、その後に、自分の主張を口に出す。
これができる王様が、「聖人」なのです。
「聖」の文字を見てください。
そして、この「聖」の姿勢を大切にして、「徳」のある政治を行い、「一(はじめ)」から「子(おわり)」まで、それを、一貫して持続した、「太(宇宙の創造主)」だった人物がいたのです。
そうです。
「聖徳太子」
という人物です。
今までの話を全部まとめて、結論だけをシンプルに書きます。
「キリスト」=「聖徳太子」=「弥勒菩薩」=「ミルク神」=「アマテラスオオミカミ」=「天照派」
こうなります。
これらの存在は、皆、同じ目的をもった魂のグループだったということです。
祭りが終わった後、この祭りの会場になった場所の裏側にも、行ってみました。
「世界平和之島という文字が刻まれた石碑がありました。
ちなみに、「不動明王」の正体は、地球の表の王様である、「エンリル」です。
ここに祀られている神々も、「天照派」のグループだと思います。
この神様の正体は、「イザナミ(ニンフルサグ)」だと思います。
この神様は、「恵比須様」ですが、同時に、「イザナギ(エンキ)」でもあります。
「陰陽のシンボルマークである、「二つ巴」ですね。
同じ境内には、お寺もありました。
ここは、明治の神仏分離までは、「沖山三所権現(沖の寺)」とういう名前でもあったそうですね。
やはり、「三つ巴」もありました。
そういえば、「巴」の形は、数字の「6」でもあり、「三つ巴」は、「666」のシンボルでもありますね。
つまり、「ミロク(弥勒)」の意味です。
これもありました。
「コンパス」と「定規」の意味だと思います。
次回に続きます。